本葛粉を使った本物の「葛餅」を食べたい

葛餅の原料には、必ず葛が使われているものだと思っていましたがそうでないことを知りショックでした。

「本葛粉」と「葛粉」では意味が異なります。
本葛粉とは、葛の根から作られた粉です。葛粉とは、本葛粉に小麦やジャガイモ、サツマイモなどの澱粉を混入した物です。
残念なことに、「本葛粉」と表示されていても、他の澱粉が混入していることもあるということです。Wikipedia情報

さらに残念なことに、国産本葛と外国産葛を混ぜ合わせて国産本葛としている例が多々見受けられるとのこと。

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くず餅の漢字表記は、久寿餅と葛餅があり意味が異なります。

主原料となる澱粉に「葛の葛粉」を使ったものが「葛餅」。
小麦粉を使ったものが「久寿餅」です。

久寿餅で有名なのは川崎大師、舟和。
葛餅で有名なのは、奈良県の吉野葛を使った葛餅。
他、石川県の宝達葛、静岡の掛川葛、三重県の伊勢葛、福井県の若狭葛、福岡県の秋月葛などが有名とのことです。

ああっ、本葛粉を使った本物の「葛餅」を食べたいです。
せめて本葛粉と葛粉を配合している場合、その割合を記載してくれると良心的です。


原産国名 日本
原材料 葛餅(砂糖(国内製造)、本葛粉/増粘多糖類、グリシン、酵素(卵由来))、黒みつ(三温糖、加工黒糖、水あめ・砂糖混合異性化液糖)、きな粉(大豆:遺伝子組換えではない)


名称 本葛粉
原材料 本葛澱粉
調理方法 葛湯(葛大さじ1に水1カップ、塩)、葛練り(葛大さじ5に水1カップ、塩)、葛餅、葛きり、あんかけに
商品説明 オーサワの国産吉野本葛150g×1個は、近畿・九州地方の山地で採取した葛根100%を厳寒期に地下水を使い晒した無漂白。伝統的な寒晒し製法でつくった本葛ならではのなめらかな舌触りを楽しめるブロックタイプの本葛粉です。ぽかぽかと身体を温める「葛湯」和菓子の「葛餅」でお馴染み。葛湯や葛練り、ごま豆腐など水に溶いて薄く使うと片栗粉のように、とろみづけに欠かせないおススメ品です。

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