ボルネードの気化式加湿器Evap3のフィルター交換と組み立て方法


エヴァンゲリオン零号機の頭部のようなボルネード Evap3

目次

概要

この投稿では、Vornado(ボルネード)の気化式加湿器Evap3-JPのフィルター交換、組み立て方法と本体外観を紹介します。

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はじめに

筆者宅では、ボルネードの気化式加湿器 Evap3を2014年11月に購入し、約6年間経過した今もフィルターを交換しながら現役で稼働しています。2020年10月現在。

シンプルな構造でお手入れが簡単。20平米の部屋に設置しスチーム式に比べると加湿に時間はかかりますが結露はありません。サーキュレーター搭載で空気循環と部屋全体を加湿でき満足のいく製品です。

現在も同型モデルが販売されおり消耗品のフィルターも入手しやすいです。

仕様上の適用畳数は6~39畳。約10平米から約70平米。連続加湿時間は12~24時間。タンク容量は6.7L。

過去のレビュー:2015年1月15日に筆者がAmazonに投稿した内容

分解、組立てがしやすく、手入れは基本的にフィルターを洗うだけ

これは気化式加湿に機能を絞った一品です。
(夏場はサーキュレーターとして使っています)

そして構造がシンプルで手入れのしやすさは抜群によいです。
分解、組立てがしやすく、手入れは基本的にフィルターを洗うだけです。
消耗交換品もフィルターだけすみます。値段は¥ 1,773(2016-11現在)。
本体がモデルチェンジしてもフィルターは同じため安心して使い続けられます。

ネックといえば、湿度計の精度と動作音です。
lowモードでも寝るときはうるさく感じました。

ボルネードとは世界で初めてサーキュレーターを開発した企業

VORNADOという名前はVORTEX(旋風、うず)とTORNADO(竜巻)という単語を結びつけたものです。Vornadoはアメリカのカンザス州アンドーバーに本拠を置く企業です。
創設者のラルフは飛行機のプロペラの設計で特許を取得。その技術を扇風機に応用してサーキュレーター(空気循環機)が誕生しました。

日本では代理店経由でサーキュレーター、扇風機、加湿器、ヒーターを購入できますが、ほんの一部にすぎません。本家には空気清浄機もあるのでそれも扱ってくれることを望みます。

ボルネードの気化式加湿器を選んだ理由

  1. お手入れが簡単
    手入れは基本的に水受け皿とフィルターを洗うだけです。洗浄が必要なギアのような細かなパーツはありません。
  2. 消耗品のフィルターが安い。2000円前後
    フィルターは使い捨てですが1シーズン中ならば洗えば再利用できます。
    使っていくうちにカルキが溜まり固くなり水を吸い上げなくなったら替え時です。
    メーカーの交換目安は4から12週間毎です。
  3. サーキュレーター搭載で部屋の隅々まで加湿
  4. 気化式は電気代が低い(弱運転時 0.4円/時)
  5. 結露しずらい
    スチーム式の時には結露していましたが、気化式で結露しなくなりました。
  6. 操作がシンプル
    電源。風量 強 弱 自動。湿度設定。
  7. サーキュレーターとして使える
    夏場はフィルターを外せばサーキュレーターになります。
  8. パーツが販売されている

あえて改善点をあげるなら動作音の大きさ

あくまでも寝室で使う場合においてですが、lowモードでもうるさく感じました。リビングで使うには問題無い動作音です。

操作パネル


パワーヘッドの操作パネル
左から湿度設定ボタン、風量ボタン、電源ボタン。
設定した湿度に達するとファンが停止し、湿度が設定外になると自動で運転を再開します。
湿度をCONTにするとファンは停止せず加湿し続けます。

組み立て 5つのステップ


水受け皿に給気口を付ける。


給気口を取り付けた時には、水受け皿のストッパーレバーを左から右へ回して固定する。


給気口を外す時には、水受け皿のストッパーレバーを右から左へ回す。


給気口にフィルターを2枚取り付ける。

交換フィルターの種類は「WICK1.5インチ」です。

交換フィルター WICK1.5インチ


対応機種:EVAP1-JP、EVAP3-JP、HM4.0-JP、加湿器221、加湿器2.5、加湿器4.0
型番 MD1-0002


    水受け皿にタンクを付ける。
    水を入れたタンクの持ち運びの際は取っ手だけでなく全体を抱えないと取っ手が劣化し破損・水漏れの原因となります。


    給気口にパワーヘッドを載せる。
    完成です。

    フィルター使用前後の変化


    左が新品未開封。右が使用後3か月。
    だんだんと硬化し吸水性が落ちてきます。

    パーツ外観


    本体 正面


    パーツは全部で5つ
    左上:給気口とフィルター
    右上:タンク
    左下:パワーヘッド
    右下:水受け皿


    パワーヘッド(ファン)
    フィルターに吸い上げられた水を気化しここから吹き出します。


    パワーヘッドの外装は傾斜していますが、ファンの向きは斜めではなく真上を向いています。


    パワーヘッドの湿度センサー


    パワーヘッドの裏側


    水受け皿


    タンク 取っ手側


    タンク キャップ側


    タンク キャップを外した状態


    給気口
    スリットがありパワーヘッドのファンにより空気が吸い込まれます。


    給気口 内側


    新品のフィルター。 製品名は「ボルネード 気化式加湿器専用 交換フィルター 2枚入 WICK1.5インチ」、型番 MD1-0002。

    交換フィルターの種類は「WICK1.5インチ」です。

    交換フィルター WICK1.5インチ


    対応機種:EVAP1-JP、EVAP3-JP、HM4.0-JP、加湿器221、加湿器2.5、加湿器4.0
    型番 MD1-0002


      フィルター拡大


      水受け皿とタンクだけの状態
      ペットの自動給水器と同じ構造ですね。猫が水飲み場と勘違いして寄ってきます。


      水受け皿裏側に型番情報
      PSEマークあり。MADE IN CHINA。日本総代理店は株式会社エヌエフ貿易。

      この投稿で登場した製品

      交換フィルター WICK1.5インチ


      対応機種:EVAP1-JP、EVAP3-JP、HM4.0-JP、加湿器221、加湿器2.5、加湿器4.0
      型番 MD1-0002

        以上

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        気化式。タンク6.7L。39畳 約70平米


        交換フィルターはWICK1.5インチ

        気化式。タンク15.2L (7.6Lx2)。56畳 約100平米


        交換フィルターはWICK1.5インチ

        気化式。タンク3.8L。16畳 約30平米


        交換フィルターはWICK1.0インチ

        交換フィルター WICK1.5インチ


        対応機種:EVAP1-JP、EVAP3-JP、HM4.0-JP、加湿器221、加湿器2.5、加湿器4.0
        型番 MD1-0002

          交換フィルター WICK1.0インチ


          「気化式加湿器」を次のWebサイトで探す

          Amazon
          楽天市場
          Yahoo!ショッピング

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          参考 Vornado(ボルネード)のWebサイト

          製品情報ページ ボルネード 気化式加湿器 EVAP3-JP
          ボルネード・エアー社日本総代理店 株式会社エヌエフ貿易
          https://vornado.jp/products_item/Evap3-JP

          取扱説明書・お手入れ方法 EVAP3-JP
          PDFファイルのダウンロードURLです
          https://vornado.jp/mrmm/mediaorg/products_22_110948792.pdf

          アメリカのボルネード製品一覧
          https://www.vornado.com/shop

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          デル株式会社