SteamGoのパッド温度は約60℃。使用感と外観レビュー。Light’n’Easyのスチームモップ LE-ST-03

目次

概要

この投稿では、Light 'n' Easyブランドのスチームモップ「SteamGo モップタイプ(型番LE-ST-03)」の使用感、パッド表面の温度、パッケージ、本体外観を紹介します。

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はじめに

家の床掃除は日々ドライシートのフロアワイパーでホコリ取り。数日おきに掃除機がけ。
数ヶ月おきにウェットシートのフロアワイパーか、アルカリ電解水を吹きかけてモップがけをして軽い汚れ落としをしています。汚れは落ちるのですが、乾いてもペッタペッタという感触が残り不快に感じていました。

スチームクリーナーなら水だけで洗浄。高温スチームで汚れを浮かして落とせて除菌ができる。拭き後はすぐに乾いて手触りはさらさらになるとされています。
数年前から導入をし始めていろいろな機種をチェックしていたのですが、2021年6月ついにスチームモップを購入しました。

選んだ製品はLight 'n' Easyブランドの「SteamGo モップタイプ(型番LE-ST-03)」です。
販売Webサイトによって異なる型番の表記(S3101、7618JNW)が存在しますが同じ製品です。
日本総代理店はアンドエレファント株式会社。日本語の製品Webサイト、製品取扱説明書PDFファイルも公開されています。


モップ本体は自立します。
SharkNinja社の旧型スチームモップ(型番S3101)とそっくりな形状です。

結論

スチームモップというジャンルの製品自体は導入して良かったです
次回買替えるとしたら別メーカーの製品を購入しますが、スチームモップというジャンルの製品自体は導入して良かったです。

除菌できているかどうかは目視で判断のしようがありませんが、スチームで汚れを浮かして落とす、床がさらさらになり快適になるという目的は達せられました。

モップタイプかつ余分なアタッチメントのない製品をあえて選んだので収納スペースも抑えられました。

不安点はサポートセンターからの応答がないこと
SteamGoの日本総代理店アンドエレファント株式会社のサポートセンターへ、製品登録に関する問い合せをEメールで何度か送信しましたが、1ヶ月以上たっても返信がありません(後述)。
もし保証期間内に故障した場合に、スムーズに対応してくれないのではないかという不安があります。

アフターサービスも重視するならショールームのあるケルヒャーの製品をおすすめします。
下記はSteamGoの購入の4か月後に新発売されたケルヒャーのスチームモップです。

発売日 2021年10月26日


ケルヒャーは1935年にドイツで設立された世界最大手の清掃機器メーカーです。
着脱式タンク
タンク容量 400mL
清掃面積(給水タンク満水で清掃できる面積) 50m²
試験結果 バクテリア99.99%除菌、ウイルス99.999%除去

この商品に決めた理由

  • 価格が7,000円以下
    モップタイプに特化しているから構造がシンプルで価格が安い。
  • 余分なパーツが無い分収納スペースも抑えられる
  • 電源スイッチ付き
    旧型LE-ST-01には電源スイッチなし。
  • タンクの温度が下がらなくても途中で給水可能
  • 最短20秒で使用可能
    ただし最大で3分から5分程度要する場合がある。
  • 日本総代理店のサポートWebサイトがある
    取扱説明書、FAQ、仕様が公開されている。

懸念していたけど気にならなかった点

  • タンク容量が220mL
    連続使用時間に換算すると12分から17分。類似品と比べて少ない。
  • タンクを取り外せないので片付け時に水を捨てづらい

注意点

  • 消費電力は1200W。接続は電源タップではなく壁コンセントへ直接接続する
    電源タップにつなぐと電圧の低下などによりスチームの温度低下などの可能性があるので、それを防ぐためにはできる限り壁コンセントへ直接接続すること。

スチーム噴出時のパッド表面温度は約60℃


電源投入前は約26℃(スチームをまだ噴出させていない状態)
安価な非接触温度計で計測しました。
センサーから対象物までの距離は約5cm。人体モードではなく物質モードで測定。


スチーム噴出時のパッド表面温度は約60℃になりました。

下記はSteamGoのスチーム温度に関する、SteamGoの日本総代理店アンドエレファント株式会社のFAQからの引用です。

  • 本製品は、製品内のボイラーにて140℃まで加熱し、水の除菌等を行い、噴射するスチームにつきましてはやけどや噴射先の素材が傷まないよう、温度を低下させる構造となっております。
  • ボイラー内から大気中に出た時点で、水の沸点の100℃まで低下します。
  • また、噴射口から1cm離れるごとに、約20℃前後温度が低下します。
  • 熱による除菌につきましては、一般的な菌・ウィルスにつきましては、おおよそ65℃前後の温度で死滅すると言われております。(ノロウィルスは85℃)
    [出典] アンドエレファント株式会社 SteamGo Webサポート | 140℃のスチームと記載があるが、噴射されるスチームが熱くない(アンドエレファント株式会社のWebサイト)
    https://cs.andelephant.co.jp/hc/ja/articles/360026959592-140-%E3%81%AE%E3%82%B9%E3%83%81%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%81%A8%E8%A8%98%E8%BC%89%E3%81%8C%E3%81%82%E3%82%8B%E3%81%8C-%E5%99%B4%E5%B0%84%E3%81%95%E3%82%8C%E3%82%8B%E3%82%B9%E3%83%81%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%81%8C%E7%86%B1%E3%81%8F%E3%81%AA%E3%81%84

スチームモップ使用前後のパッドの比較


スチームモップ使用後のフローリング
モップがけした範囲は約4m四方。フローリング(床材)は合板などの基材に化粧材を貼り合わせたものです(複合フローリング)。
猫達が歩いたり、人は素足であるくことが多いです。


スチームモップ使用前のフローリングの表面アップ
ぱっと見はそれほど汚れていません。


スチームモップ使用前のパッド表面
未使用なのでまだ真っ白です。


スチームモップ使用後のパッド表面
汚れが吸着して黒ずんでいます。


スチームモップ使用後のフローリングの表面アップ
見た目に劇的な変化はありませんが、さらさらになりました。水滴は残らず数分で乾きました。

製品名、型番

同製品の製品名、型番の表記が日本総代理店、販売店、説明書等で異なるので違いをまとめました。
「SteamGo」とは日本総代理店アンドエレファント株式会社によるの登録商標で、海外では別の名称で販売されています。

記載場所 ブランド名 製品名 型番
日本総代理店Webサイト Light 'n' Easy SteamGo モップタイプ LE-ST-03
日本Amazon Light 'n' Easy スチームクリーナー SteamGo S3101 7618-jp-1
日本語説明書 ライトアンドイージー スチームモップ ベーシック 記載なし
商品パッケージ Light 'n' Easy SteamGo スチームモップ 7618JNW
アメリカAmazon Light 'n' Easy Steam Mop 7618ANW

パッケージ(個装箱)


正面
パッケージは輸送箱を兼ねています。
多少の潰れはありましたが、致命的な破損箇所はありませんでした。


開封部分
新品を購入しました。上下の開封箇所のシールを剥がした形跡は無いため、未開封新品と判断しても良さそうです。


側面
モデル、製品名の情報
モデル 7618JNW
製品 スチームモップ
定格電圧 100V
定格周波数 50/60Hz
定格電力 1200W


側面
特徴一覧


側面
製造会社 XIAOTIAN (ZHONGSHAN) INDUSTRIAL CO., LTD.
製造国 MAIDE IN CHINA


サイズ
約 W275 x D165 x H545 mm

開封


猫による段ボール偵察。ハコをハヨ寄こせ。


開封


中身を取り出した状態


内容物一覧
左からスチームモップボディ、給水カップ、延長ポール、ハンドル、専用トレイ、取扱説明書 日本語版、ユーザー登録ガイド

専用マイクロファイバーパッド(1枚)(モップヘッドに装着済み)

スチームモップボディ外観


スチームモップボディ正面右側から見た状態。
スチームコントロールポンプのハンドル、タンク、モップヘッドが一体になっています。
立てた状態で自立します。


ボディ右側に電源スイッチ


電源オン時にLEDランプが点灯


電源プラグは無極性タイプ


電源コードは本体に直付け


ボディ裏面に型式情報あり


ボディ裏面右側から見た状態


モップヘッドの可動範囲。ボディ部分を90度後ろに倒した状態まで可動します。それ以外の方向には動きません。


タンク部分
タンクの取り外しはできません。
タンクキャップを付けた状態。
タンク容量は220mL。MAX FILLラインまで給水可能です。


タンクキャップを外した状態


付属の給水カップ


モップヘッド裏側
パッドが装着された状態。出荷時に装着済みです。


モップヘッド裏側
パッドを外した状態。


専用トレイにボディを載せた状態

モップヘッド外観


モップヘッドサイズ比較
右側は「3M製の家庭用フロアワイパー伸縮型FW-TSS ドライシートタイプ」のヘッド部分です。


裏目のパッド箇所
中央部分がスチーム噴射口。
4隅と下側中央の四角く黒い部分はパッドを固定する面ファスナーです。


スチーム噴射口のアップ
四角い格子の奥の丸い口がスチーム噴射口です。本体の角度に連動して噴射角度が変わります。


面ファスナーのアップ

専用マイクロファイバーパッド外観


サイズ 約 W270 x D150 mm


パッド表面(床に接する面)
とても薄いです。粗品で配られるようなタオルを何度も洗って薄くなった感じです。


パッド裏面(ヘッド装着面)


パッドの材質はポリエステル100%
洗濯時の注意書き
・洗濯機 可。水温は40℃まで。
・洗剤は液体洗剤のみ可。
・漂白剤、柔軟剤 不可。
・乾燥機 可。ただし常温の風乾燥または上限60℃の低温乾燥にする。


比較
左 スチームモップのパッド
中央 無印良品のマイクロファイバークロス(ポリエステル93%、ナイロン7%)
右 粗品で配られる綿100%のタオル


サイズ感
3M製の家庭用フロアワイパーのヘッドを載せた状態。

ハンドル外観


上が延長ポール、下がハンドル
ハンドルの上端は輪っかになっているのでフックに引っ掛けて収納することができます。


延長ポールとハンドルの接続部分


スチームコントロールポンプハンドルと延長ポールの接続部分

スチームコントロールポンプハンドル


スチームコントロールポンプのハンドルを押し下げた状態
この状態でスチームが噴射されます。


スチームコントロールポンプのハンドルを引っ張った状態
この状態でスチームの噴射が止まります。

取扱説明書とユーザー登録ガイドの外観


取扱説明書 日本語版


ユーザー登録ガイド

カタログスペック

サイズ・重量

サイズ 約1200(高さ) x 285(横幅) x 143(奥行き)mm
重量 約1.8kg(ケーブル重量 約400gを含む)
電源コード長 約5m

製品仕様

吐出圧力 約1.5 ~ 2bar(150 ~ 200kPa)
吐出水量 83リットル/分
最大噴射圧力 約1.5 ~ 2bar(150 ~ 200kPa)
加熱温度 140℃
タンク容量 約220mL
噴射待機時間 約20秒
連続使用時間 約12~17分

付属品

A ハンドル 製品を操作する際に使用するハンドル部です。延長ポールに接続して本体と組み上げます。
B 延長ポール ハンドルと本体を接続するための延長ポールです。
C 本体 給水タンクとスチームを作る製品本体です。
D 専用マイクロファイバー モップヘッドに取り付ける専用のマイクロファイバーです。
E 給水カップ 給水タンクに水を入れる
F 専用トレイ 使用後にモップが熱い時に使用します。

製品保証について

保証期間
ご購入日より12ヶ月間(1年)
ユーザー登録で18ヶ月(1年半)に無償延長
※ご購入日より18ヶ月の製品保証が付帯しています。故障や不具合の場合には、製品保証に則って無償で修理・交換を行います。

箱に記載の情報

モデル 7618JNW
製品 スチームモップ
定格電圧 100V
定格周波数 50/60Hz
定格電力 1200W
製造会社 XIAOTIAN (ZHONGSHAN) INDUSTRIAL CO., LTD.
造国 MAIDE IN CHINA

サポートセンターから1ヶ月経過しても製品ユーザー登録可否の連絡が来ません

まず製品ユーザー登録のフローですが、申請をアンドエレファント株式会社のWebサポートセンターから行います。
すると数分後にサポートセンターから「ユーザー登録申請受付メール」が届きます。これで完了では無く、さらに登録可否の案内メールが後日届き登録完了となります。FAQによると登録可否の案内メールは3営業日前後で届くことのことです。

筆者は2021年06月29日にユーザー登録申請をしました。申請受付メールは数分後に受信しました。しかし登録可否の案内メールは1ヶ月経過した2021年08月01日現在届いていません。迷惑メールフォルダを確認していますがそこに振り分けられているわけでもありません。
状況をWebサポートセンターに問い合わせ中です。

  • アンドエレファント株式会社 Webサポートセンター
    https://cs.andelephant.co.jp/hc/ja/articles/360050330592
  • ユーザー登録の申し込みをしたけれど、登録完了メールが届きません。| アンドエレファント株式会社 FAQ
    https://cs.andelephant.co.jp/hc/ja/articles/4403896686233

今回購入したスチームモップ

消耗品、オプション

SteamGoの原型であると思われるSharkNinja製のスチームモップ

以上

家庭用スチームモップ 入門モデル ピックアップ

発売日 2021年10月26日
アフターサービスも重視するならショールームのあるケルヒャーの製品をおすすめします。


ケルヒャーは1935年にドイツで設立された世界最大手の清掃機器メーカーです。
着脱式タンク
タンク容量 400mL
清掃面積(給水タンク満水で清掃できる面積) 50m²
試験結果 バクテリア99.99%除菌、ウイルス99.999%除去


着脱式タンク
タンク容量 375mL

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参考

SteamGo モップタイプ(型番 LE-ST-03) 日本総代理店Webサイト

2023年03月、日本総代理店のWebサイトはアクセス不能となっています。

  • 「SteamGo モップタイプ(型番 LE-ST-03)」商品ページ
    https://andelephant.co.jp/lightneasy/steam-go_s3101/

  • SteamGo 製品取扱説明書PDFファイルダウンロードページ
    https://cs.andelephant.co.jp/hc/ja/articles/360037881891

  • よくある質問(SteamGo Webサポート) SteamGoモップタイプ(LE-ST-01 / LE-ST-03)]
    https://cs.andelephant.co.jp/hc/ja/sections/360004122412

  • 日本総代理店 アンドエレファント株式会社 WebサイトTOPページ
    https://andelephant.co.jp/

  • SteamGo製品ユーザー登録と特典のご案内
    https://cs.andelephant.co.jp/hc/ja/articles/360050330592)

  • FAQ 型番LE-ST-01とLE-ST-03の違いはなんですか?
    https://cs.andelephant.co.jp/hc/ja/articles/360037578951)

    [引用]
    LE-ST-01とLE-ST-03の違いはなんですか?
    Light 'n'Easy スチームモップ(LE-ST-01)とSteamGoモップタイプの大きな違いは電源スイッチの有無となっております。
    LE-ST-01 製品本体に電源スイッチ無し(電源プラグを接続すると電源ON)
    LE-ST-03 製品本体に電源スイッチあり(電線プラグを接続後、製品背面のスイッチの切替で動作)
    また、LE-ST-03 は LE-ST-01 の後継モデルとなりスチーム噴射面の構造を改良しよりスチーム噴射面全体に高温スチームが行き渡るよう設計されております。

Light 'n' Easyブランドに関する情報

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デル株式会社