目次
- 1 目次
- 2 概要
- 3 JAPANNEXTとは
- 4 製品名
- 5 購入年月と購入店
- 6 購入目的
- 7 購入結果:画面の明るさと視野角の広さの満足度は高い
- 8 機種選定から購入決定までの流れ
- 9 設定面で気に入っている点
- 10 用途によっては不向きな点
- 11 カタログスペック
- 12 今回購入した製品
- 13 モバイルモニター ピックアップ
- 14 14.0インチ 16:10 (WUXGA 1920x1200)の液晶保護フィルム ピックアップ
- 15 モバイルモニター 補助アイテム ピックアップ
- 16 JAPANNEXTのモバイルモニター JN-MD-IPS1401FHDRに関する投稿一覧
- 17 参考 JN-MD-IPS1401FHDRに関するJAPANNEXTのWebサイト
概要
2023年5月、ノートPCでの作業時にPDF等の資料を表示するためのセカンドモニターとして、JAPANNEXTの高輝度・広視野角 14型WUXGA USB-C・ミニHDMI接続モバイルモニター「JN-MD-IPS1401FHDR」を購入しました。
この投稿では、モバイルモニターの機種選定から購入決定までの流れを紹介します。
「JN-MD-IPS1401FHDR」は2023年3月24日に発売された日本ブランドのモバイルモニターです。
特筆すべき3つの特徴
高輝度400cd/m2、広視野角178度、WUXGA(1920x1200、16:10)。
その他の主なスペック
色設定で色温度をケルビン、sRGBで指定できる。
14インチ IPSパネル、sRGB99%カバー、ミニHDMI、映像入力対応USB-C、スピーカー搭載。
[関連投稿]
- JN-MD-IPS1401FHDRの画面・外観・設定メニューとサイズ実測値紹介。高輝度 広視野角IPS 14型WUXGA USB-C・ミニHDMI接続 JAPANNEXTのモバイルモニター
- JN-MD-IPS1401FHDRの液晶パネルとベゼルのサイズ実測値紹介。JAPANNEXTのモバイルモニター
- LOEのSARフィルム(14型16:10用)の映り込み比較と基本仕様。JN-MD-IPS1401FHDRの液晶保護
- USB-Cケーブル1本でモバイルモニターからノートPCへ給電、ノートPCからモニターへ映像出力する接続方法。JAPANNEXT JN-MD-IPS1401FHDR
- Fire TV StickをミニHDMI変換アダプターでモバイルモニターに接続する方法。JAPANNEXT JN-MD-IPS1401FHDR
JAPANNEXTとは
JAPANNEXTとは2006年に日本で設立した株式会社で、本社は千葉県いすみ市。
事業内容は、ディスプレイ(モニター)およびエレクトロニクス製品の開発・製造・販売。
2016年にJAPANNEXTブランドで液晶モニターの製造販売をスタート。
2022年12月に本社を千葉県いすみ市の旧中川小学校に移転。
製品名
メーカー JAPANNEXT
製品名
- パッケージに記載の製品名 14.0型液晶モニター
- 本体背面に記載の製品名 14"モバイルディスプレイ
型番 JN-MD-IPS1401FHDR
発売日 2023年3月24日(金)
参考価格 税込 23,980円
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購入年月と購入店
購入年月 2023年5月
購入店 ビックカメラ.com
購入価格 税込 23,980円
購入目的
普段、パートナーがノートPCにてエクセルなどのオフィスアプリや、Webアプリでの編集作業をおこなう際に、編集に必要な情報が記載されたPDF資料を同時に開いて見ながら作業しています。時にはチャットツールでやりとりしながら資料を閲覧するなど。
PCのスペックは、画面サイズは15.6インチ、解像度はフルHD(1920x1080)、HDMI出力ポート、映像出力と電力受給供給対応のUSB-Cポートを搭載しています。
ノートPCの画面1つで、エクセルとPDFのウィンドウを並べて作業したり、ウィンドウを切り替えながら長時間作業するのは生産性が悪いため、セカンドモニターを購入し2画面構成にすることにしました。
2023年5月のことです。
購入結果:画面の明るさと視野角の広さの満足度は高い
モバイルモニターおよびJAPANNEXTの製品を初めて購入しました。
耐久性に関しては、使用してまだ1か月足らずなので未知数ですが、画面の明るさと視野角の広さの満足度は非常に高いです。
モニターを上下に配置しても使いやすい
動作確認のため、筆者のデスクトップPCに接続。特に問題はありまでんした。
このように2つのモニターを上下に配置するのも使いやすいです。
14インチはメインモニターとキーボードの間に設置しやすい大きさです。
機種選定から購入決定までの流れ
液晶モニター選びの際は「明るさ(輝度)」と「視野角の広さ」の2点を選定基準にしています。
その他のスペックは、使用目的・用途に応じて決めています。
まずネット通販サイトで、現状のモバイルモニターのラインナップ(画面サイズ、機能、価格帯)をざっと確認し把握しました。
その上で次の順に要件を決めていきました。
モバイルタイプ
モニターをノートPC等と共に電車等で持ち運ぶために据え置きではなくモバイルタイプにしました。
画面サイズ 14インチ
モニター本体サイズがA4書類に近いサイズに収めることができるため14インチにしました。
映像入力、電源、スピーカーの有無
- 映像入力 HDMI、USB-Cの両方
- 電源供給 USB
- コントラスト 実機で見て基準値を決める。メリハリがある方が良い。
- 画面表面処理 できればノングレア(非光沢)
- スピーカー 不要(搭載されていても問題なし)
- タッチ機能 不要(搭載されていても問題なし)
価格帯チェックと予算決め
14インチモバイルモニターの解像度の主流はフルHD(1920x1080)で価格帯は1万円台から2万円台。
4K解像度になると3万円から4万円台でした。
解像度の違いで価格帯が大きく変わります。
予算は2万円前後に決めました。
解像度 WUXGA
ノートPCではフルHD(1920x1080)と同価格帯で、ワンランク解像度の高いWUXGA(1920x1200)の製品が出始めてきました。
120ピクセル大きいだけでも作業用途ではだいぶはかどります。
モバイルモニターでも、できればWUXGAが良いということで探したところ、数は少ないながらも見つかったためWUXGA以上を基準にしました。
最有力候補決定 JAPANNEXTの「JN-MD-IPS1401FHDR」
ここまでの要件で、最終的に購入に至ったJAPANNEXTの「JN-MD-IPS1401FHDR」が最有力候補となりました。
店頭で画質チェック
購入の最終判断をするために、店頭展示品で数社のモバイルモニターの「明るさ」「視野角の広さ」を見比べました。
展示品の中に購入した製品はありませんでしたが、展示品に同ブランドの製品で同じ輝度と解像度の製品「10.1インチ 型番JN-MD-IPS1012HDR)」があったのでそれをチェックしたところ、満足のいく明るさと視野の広さでした。
スペック | 店頭で画質チェックした製品 | 購入した製品 |
---|---|---|
メーカー | JAPANNEXT | JAPANNEXT |
型番 | JN-MD-IPS1012HDR | JN-MD-IPS1401FHDR |
画面サイズ | 10.1インチ | 14インチ |
液晶パネル | IPS | IPS |
視野角 | 上下左右170度 | 上下左右178度 |
輝度 | 400cm/m2 | 400cm/m2 |
コントラスト比 | 800:1 | 1500:1 |
解像度 | WUXGA(1920×1200) | WUXGA(1920×1200) |
アスペクト比 | 16:10 | 16:10 |
店頭で画質チェックした製品
購入決定
購入した製品の実機は見られませんでしたが、両製品のカタログスペックを比較したところ、購入した製品の方がコントラストと視野角が上回っていたことと、同ブランドの製品なら問題ないであろうとの希望的観測のもと、購入に至りました。
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設定面で気に入っている点
Windows環境の基準となっている色空間sRGBに対応
この価格帯のモニターに厳密な色再現性は求めませんが、少なくともWindows環境の基準となっている色空間のsRGBに対応していると、Windowsでの作業時に入力時と出力時の色の差異を少なくので重宝します。
特徴
- 色域 sRGB 99%に対応している。
- 色設定で色温度をケルビン、sRGBで指定できる。
色温度の選択肢は9300K、7500K、6500K、5800K。
色空間での選択肢はsRGB。
用途によっては不向きな点
アスペクト比の変更機能は無し(出力元の器機がフルHD 16:9固定出力だと映像が縦長に表示される)
このモニターの解像度はWUXGA(1920x1200)でアスペクト比は16:10です。
フルHD(1920x1080)は16:9です。
誤解を避けますが、解像度をWUXGA(1920x1200、16:10)に設定したWindows 10 PCにて、アプリで再生したフルHD(1920x1080、16:9)の映像や画像が縦に伸ばされて表示されるという意味ではありません。
また、Windows 10上ならば解像度WUXGA(1920x1200、16:10)のモニターで、出力解像度をフルHD(1920x1080、16:9)に設定しても縦に伸ばされることはなく、16:9で表示することが可能です。
問題となるのは、アスペクト比の変更ができないFire TV Stick(フルHD版)を接続した場合です。
Fire TV Stick(フルHD版または4K版)が出力できる解像度(フルHD版)のアスペクト比は16:9で、モニターとFire TV Stickのいずれもアスペクト比を変更する機能が無く、モニターが16:9の映像を16:10の比率で表示するため映像が縦長に伸ばされます。
Fire TV Stickを接続することが目的の場合は、アスペクト比が16:9のモニターか、アスペクト比変更機能がついたモニターを使用することをご検討ください。
出力側の器機やOS、アプリによっては、アスペクト比を4:3、5:4、16:9など変更する機能が付いていおり、縦長または横長になることを防げます。
解像度WUXGA(1920x1200、16:10)の出力ができない器機を使用する場合はアスペクト比変更機能が付いていることをご確認ください。
主な画面解像度とアスペクト比の関係表
通称 | 横 | 縦 | アスペクト比 |
---|---|---|---|
フルHD | 1920 | 1080 | 16:9 |
WUXGA | 1920 | 1200 | 16:10 |
QHD(WQHD) | 2560 | 1440 | 16:10 |
UHD 4K | 3840 | 2160 | 16:9 |
DCI 4K | 4096 | 2160 | 256:135(約17:9) |
カタログスペック
価格・発売開始時期
1)参考価格(直販価格):税込 23,980円
2)2023年3月24日(金)発売予定
製品の特徴
1)軽量520g 14インチモバイルモニター
約520gの軽量コンパクトなモバイルディスプレイはどこにでも持ち運び、14インチのセカンドモニターとして使用出来ます。
2)UWXGA(1920x1200)解像度
14インチのフルHD(1920x1200)の解像度に対応パソコンやゲーム機器など様々な機器との接続が可能です。※本製品のアスペクト比は16:10となります。
ゲーム機などアスペクト比を調整出来ない機器と接続した場合正しく表示されない場合がありますので事前に接続機器の仕様のご確認をお願いします。
3)高画質IPS系液晶採用
最大輝度400cd/m2のIPS系液晶を採用、sRGB99%の広色域に対応しコンテンツを色鮮やかに表示します。
(接続機器からの電力供給により明るさは変動します)。
4)インターフェイス
入力端子としてハイブリッド対応(モニターへの電源と映像を1本で送信)のUSB Type-Cを1つとminiHDMIを一つ装備します。
*miniHDMI使用時には給電用のUSB Type-C端子から電源供給が必要になります。
5)その他特徴
モニターの角度を調整して固定出来る折りたたみ式の着脱スタンドを同梱します。
1Wx2のスピーカーを内蔵していますので動画、ゲームなどをお楽しみ頂けます。
75mmのVESAマウントに対応します。
スペック
大項目 | 小項目 | 値 |
---|---|---|
型番 | - | JN-MD-IPS1401FHDR |
JANコード | - | 4589511181409 |
液晶パネル | アスペクト比 | 16:10 |
コントラスト(DCR) | YES | |
コントラスト比 | 1500:1 | |
バックライト | E-LED | |
パネル種類 | IPS系 | |
モニター(ディスプレイ)サイズ | 14インチ | |
リフレッシュレート | 60Hz | |
応答速度(最大) | 25ms | |
画素ピッチ | 0.157(H) x 0.157(V) mm | |
解像度 | 1920 x 1200ピクセル | |
輝度 | 400cd/m2 | |
視野角 | H:178° V:178° | |
表示色 | 1677万色 sRGB99% | |
表面処理 | 非光沢 | |
液晶機能 | FreeSync | YES |
HDCP | YES1.4 | |
HDR10 | YES(miniHDMI) | |
PIP/PBP | NO | |
フリッカーフリー(ちらつき軽減) | YES | |
ブルーライト軽減モード | YES | |
信号入力コネクタ 及び表示可能最大解像度 | miniHDMI | 1.4 1920x1200@60Hz |
Type-C(USB-C)1 | 3.1 1920x1200@60Hz | |
Type-C(USB-C)2 | 電源供給専用 | |
音声 | イヤホン出力 | YES |
スピーカー | 1Wx2 | |
Power | AC パワーレンジ | 100-240V 50/60Hz/ To DC 5V 2A |
消費電力 | 最大≦8W 通常≦5W スタンバイ≦0.5W | |
電源ライト | オン:緑 オフ:赤 | |
環境条件 | 使用温度条件 | 5℃~40℃ |
使用湿度条件 | 20%~85% | |
外形/重量/機能 | VESAマウント | 75mm(M3x6mm) 2つ穴タイプ |
ケンジントン | NO | |
スイーベル | NO | |
チルト機能 | NO | |
外形寸法(スタンド付) | 高203-175mm x 幅311mm x 奥行130mm | |
外形寸法(スタンド無し) | 高203mm x 幅311mmx 奥行12mm | |
高さ調整 | NO | |
梱包寸法 | 高275mm x 幅402mm x 奥行61mm | |
梱包総重量(kg) | 約1.4kg | |
製品重量(kg) | 本体約520g スタンド約75g | |
電源ライト | オン:緑 スタンバイ:赤 | |
付属品 | - | miniHDMIケーブル、Type-Cケーブル、USB Type C-Aケーブル |
- | VESA用ネジx2、イヤホン延長ケーブル | |
- | 電源アダプター、マニュアル、保証書、モニタースタンド、携帯用ポーチ |
引用元
プレスリリースに記載の仕様(PDF、JAPANNEXTのWebサイト)
マニュアルに記載の仕様(PDF、JAPANNEXTのWebサイト)
商品Webページに記載の仕様(JAPANNEXTのWebサイト)
今回購入した製品
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以上
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映り込みを完全に防ぐ目的でフィルムをお探しの場合はアンチグレアフィルムをご検討ください。
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日本の中小企業のブランドの商品
サイズ 14" (16:10) 301.5x188.5mm
透過率90.3%
一般的なアンチグレアフィルムより色付きやも曇りも少なく綺麗な透明感。
モバイルモニター 補助アイテム ピックアップ
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参考 JN-MD-IPS1401FHDRに関するJAPANNEXTのWebサイト
マニュアル(PDF)
寸法図(PDF)
プレスリリース 2023年3月24日 JAPANNEXTが14インチでWUXGA解像度(1920 x 1200)に対応した モバイルディスプレイを3月24日(金)に発売(PDF)