CPUファンから異音発生。ファンの軸にグリースを塗って直す。

目次

今回の解決策

CPUファンの軸に手持ちのCPU放熱用シリコングリースを塗りなおしました。
(後日、モリブデングリースを入手して塗り直す予定です)

アルファ サーマルグリス YG6260-5
使用可能温度 -50度から150度

Sunhayato 放熱用シリコーン SCH-20
耐熱温度 200度

概要

INTEL NUC5i3RYHを2015年5月から使い始めて5年経過。ほぼ24時間稼働。
負荷がかかって高速回転しても静かだったCPUファンからカタカタ、カラカラと異音がし始めた。
考えられる原因は、ほこり詰まり、軸のグリース経年劣化、羽根の破損、軸の磨耗・歪み、コイル周りの破損などなど。

ほこり詰まりと軸のグリース経年劣化ならCPUファンを交換しなくても修理出来きます。

環境

  • デスクトップPC INTEL NUC5i3RYH
  • 搭載されているCPUファンの情報

    メーカー DELTA ELECTRONICS, INC
    DC BRUSHLESS
    型番 BSB0550HP-SM
    DC 05V、0.40A
    MADE IN CHINA

実践

まずはほこり除去

エアーダスターでファン、ヒートシンクフィンの埃を吹き飛ばした。
改善されず。

さらに原因を探り解消するためにファン分解

ファンにたどり着くには、マザーボードをケースから取り出す必要があります。
INTEL NUCの分解はプラスドライバーでネジを外すだけなので簡単です。
ただしCPUファンを分解するには「00番」サイズのプラスドライバーが必要です。
無印良品のドライバーセット8本組に含まれています。

底面のネジを4本緩めケースを開ける。

マザーボードのネジを2本外し、マザーボードをケースから取り出す。

CPUファンのネジを2本外しファンを外す。

CPUファンの金属カバーのネジを1本外し金属カバーを外す。

これでファンをコイルから外すことが出来ます。

エアーダスターでファン、ヒートシンク周りの埃を除去する

幸い大きな埃は詰まっていませんでした。
ファンの破損も、軸の歪みもなさそうです。

ファンのすす汚れを除去する

ファンをコイルから外し、ファンの軸周りのすす汚れを綿棒などで除去しきれいにします。
グリースも除去されるので、このままファンを戻して稼働させてみると、当然ですがうるさいです。

ファンの軸にグリースを塗る

モリブデングリースがなかったので、変わりに手持ちのCPUヒートシンクで使うために購入した放熱用シリコングリースを塗りました。

アルファ サーマルグリス YG6260-5
使用可能温度 -50度から150度

ファンの軸にグリースをちょこっと塗ります。

厚く塗りすぎるとファンが回転しなくなります。

コイルにファンをかぶせて動作確認。

完全に再組立てする前に、ファンの動作確認をします。
低速で回転し始め、静かに動作しました。

再組立て

逆の手順で再組立てします。
作業中、無線LANのアンテナが外れたのでそれも元に戻します。

ファンの回転速度とCPU温度チェックします。

ファンの回転速度のチェックはBIOS画面かWindowsアプリのCPUID HWMonitorなどでおこなえます。

ファンが静かなのはファンが回っていなかったからなんてことが無いように、きちんと確認します。
普段利用時、ファンの回転速度は3000回転ほどなので、そこに達したら合格とします。
達しなかったらグリースの塗りすぎでかもしれません。余分なグリースを拭き取りましょう。

数百回転から徐々に回転数が上がり、無事、3000回転で安定しました。
異音の発生も無く静かに動作しています。
CPUの温度は50度前後。

1週間ほど様子を確認します。

後日、キタコ(KITACO) 二硫化モリブデングリスを購入しました。

他にはタミヤのが良さそうです

Amazon | タミヤ メイクアップ材 セラグリスHG 87099

ミニ四駆やRCカーの駆動部分の潤滑油としてだけでなく、パソコンの冷却用ファンにも使えるとのことです。
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樹脂を痛めないのでモーターで動くプラスチックモデルや工作にも使えます。
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温度範囲 -15度から200℃。成分 鉱油、二硫化モリブデン、リチウム石けん
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以上

  • デル株式会社