目次
概要
この投稿では、猫の慢性腎不全の薬と療法食(オルファクトリー、カリナール2、セミントラ)と日々のケアを紹介します。
慢性腎不全の症状が落ち着いてからの内容となります。
はじめに
我が家のメインクーンさん。慢性腎不全により治療を続けています。
慢性腎不全は完治することはなく徐々に進行していきます。治療は進行を遅らせることが目的です。
治療は生涯続きます。現在は持続可能な日々の食事と薬により進行が緩和され元気に過ごしています。
病院での定期的な検査
尿検査、血液検査、腹部エコー
日々のケア「食事編」
【療法食】 ロイヤルカナン ユリナリーS/O オルファクトリー ライト ドライフード(旧名 pHコントロール オルファクトリー)
- 目的
- シュウ酸カルシウム結石の形成を防ぐため。
日々のケア「水分摂取編」
- 目的
- シュウ酸カルシウム結晶の排出を促進するため。
水飲み場を増設しました。
これまでにあった静的な置き水に加えて、水に動きのあるペットファウンテンを導入しました。
面積の大きい水飲み場で、以前よりも飲みやすそうで飲む回数が増えたように感じます。
[水の容量] 1.5リットル
コンセントタイマーに接続して、日中のみ1時間おきに稼働させています。
純正活性炭フィルターの代わりに備長炭を入れています。
日々のケア「サプリ編」
【整腸剤】 カリナール2(粉末)
- 目的
- 毒素である窒素物を低減させるため。
- ブランド名がバイエルからエランコへ変更されました。
- 2020年8月 バイエル社がエランコ社への動物用薬品事業売却を完了したためです。
ドライフードにまぶして与えています。
日々のケア「薬編」
【血管拡張薬】 セミントラ 4mg/mL 経口液
- 目的
- 腎臓に穴が空かないようにするため。
【血管拡張薬】 セミントラ 4mg/mL 経口液
病院で購入。
液体の飲み薬です。
服用時は、、薬にCIAOちゅーる(チューブタイプで1cmほど出した量)を混ぜてレンゲで与えると反応良く飲んでくれます。
以上
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参考
バイエル、エランコ社への動物用薬品事業売却を完了(バイエルのWebサイト、2020年8月5日)