ブラウン乾電池式電動歯ブラシの電池交換方法とサイズ感レビュー。1000円台のオーラルB DB5010N

目次

概要

この投稿では、ブラウン オーラルBの乾電池式電動歯ブラシ「プラックコントロール DB5010N Type3750」(正式型番DB5.010N)の外観、乾電池交換方法、オーラルB充電式電動歯ブラシと比較したサイズ感を紹介します。

Amazon.co.jpでAmazon限定モデルとして販売されている「DB5510」も同じ仕様です。
DB5010NとDB5510の違いは色のみです。本体の形状、仕様、説明書も同一です。

2024年04月時点の情報です。

はじめに

2024年04月に、電動歯ブラシを充電式のものから乾電池式のものに買い替えました。

購入した製品はこちら。価格は税込1,710円でした。

買い替え理由は、約9年使用したブラウン オーラルBの充電式電動歯ブラシ「プロフェッショナルケア500(D165231UN、Type3756)」が充電池の寿命により動かなくなったためです。

故障した充電式電動歯ブラシ。2015年3月に購入。

仮に修理する場合の費用は、税抜6800円(本体の修理 税抜6000円、送料800円)です。
ブラウン製品の修理は、ブラウン製品を扱うP&G合同会社から修理業務委託を受けたブラウンリペアセンターにて受け付けています。

買い替えた方が修理するよりも安く済むので、買い替えることにしました。
オーラルB電動歯ブラシの替えブラシは、オーラルB iOシリーズを除き、充電式も乾電池式も同じ規格です。

充電式と比べて乾電池式を選んで良かったのは次の点です。

  1. 充電式よりも価格が安い。
  2. 機能がシンプル。
  3. 操作は電源オンオフのみ。
  4. 本体が短いため場所をとらない。
  5. スタンド兼充電器が必要無いため場所を取らない。
  6. 充電式内蔵バッテリー寿命が原因で買い替えなくても済む。

製品名と購入時期

乾電池式電動歯ブラシ オーラルB プラックコントロール

  • ブランド ブラウン オーラルB
  • パッケージ側面に記載の商品名 オーラルB プラックコントロール ブルー
  • 説明書記載の品名 乾電池式歯ブラシ
  • アメリカでの商品名 Oral-B Pro 100 Precision Clean
  • 型番(モデル) DB5.010N
    (通販サイトではドット無しの「DB5010N」で表記されているのが主なので、検索時はDB5010Nでないと引っかかりません)
  • Type(タイプ) 3750
  • 発売日 2022年4月頃
  • 購入年月 2024年04月14日
  • 購入店 ヨドバシ・ドット・コム ショッピングサイト
  • 購入価格 税込 1,710円
  • 新品・中古区分 新品

パッケージと開封

パッケージ正面

日本語仕様のパッケージ。材質は紙製です。

パッケージ背面

パッケージ正面から見て左側面

パッケージ左側面に商品名、型番が記載されています。
商品名 オーラルB プラックコントロール ブルー
型番 DB5.010N
電源方式 乾電池式(単三乾電池2本)

開封したパッケージ上部

パッケージ上部から開封した状態です。
フタは接着剤で封印されています。

中身の取り出し

パッケージから中身を取り出します。
製品は段ボールの緩衝材で保護されています。

内容物一覧

内容物一覧
電動歯ブラシ本体(ハンドル) 1個
ベーシックプラシ 1本
単三乾電池 2本
説明書

説明書に記載の仕様

電源 乾電池式(単三乾電池2本)
使用時間 4週間(1日2回、各2分間の使用として)
寸法 W30 x D36 x H176mm(ブラシヘッド除く)
質量 89g(電池を除く)
付属品 <DB5.510 / DB5.010N> 1個、ベーシックプラシ 1本、単三乾電池2本

「DB5.510」とはAmazon.co.jp限定版の型番です。
Amazon.co.jpではDB5010N「DB5510(型番DB5.510)」という名称で販売されており、色が異なるだけで基本仕様と形状は同じです。

本体外観

本体正面

ハンドルの青い部分は滑り止め加工が施されています。

上部には替えブラシを差し込む突起、中程には0と1を組み合わせた電源マークが記載された電源ボタン、下部の白い部分は乾電池を取り出すキャップで構成されています。

電池キャップの底は広く平らなので、本体を縦置きできます。
電池の重量で重心が下になり安定します。

本体は完全防水ではなく、生活防水程度の防滴加工をほどこしてあります。
水に沈めたままにすると本体内部に水が入るのでご注意ください。

本体背面

青い部分は無数の小さいくぼみ加工がされています。

本体 右側面

背面は握りやすい曲線状になっています。

本体背面の印字されているUKCAマーキング

本体背面には英国での安全基準を満たしていることを証明する「UKCAマーク」が印字されています。
UKCAとは「UK Conformity Assessed」の略で、英国市場 (イングランド、スコットランド、ウェールズ)で流通させる対象製品にはCEマークに代わりUKCAマークを表示することが義務づけられています。
UKCAマーク(名詞)を表示する行為や手続き、制度をUKCAマーキング(動名詞)といいます。

UKCAマークの内容

UKCA
Braun GmbH・Frankfurter Strasse 145 61476 Kronberg・Germany
P&G UK・KT 13 OXP
Tipo:3750
Fabricado na China
2x1.5V LR6/AA

本体底面

本体底面には、製品タイプ、生産国(英語、スペイン語)、各国の規制や規格の基準を満たす事を証明するマークなど刻印されています。

刻印内容

BRAUN
Type:3750、3V ⎓
Made in China、Hecho en China
CE、EAC、EMC、リサイクル(ゴミ箱に罰点)、ウクライナ自己宣言マーク(Cの中に紅葉みたいな図)、RCMマーク(三角の中に丸とレ点)

3Vの後ろの記号「⎓」は電気の流れが直流であることを意味します。

電池交換方法

STEP1 電池キャップを外す

電池キャップの外し方

手順(1)
本体青色部分下部の側面にある丸い突起を押し込みながら

手順(2)
本体下部の白い電池キャップを下に引っ張って外す

電池キャップを外した状態と、キャップのロックの仕組み

電池キャップを外した状態です。

電池キャップは上記写真の仕組みで固定されています。
クリップにある丸い突起を押すことで、電池キャップを固定しているツメが連動して内側に動きキャップのロックが外れます。

STEP2 電池を取り付ける

使用する電池は単3形乾電池 2本

使用する電池は単3形乾電池を2本です。
単3形は日本での電池の形状を表わす通称ですが、アメリカ規格(ANSI)表記では「AA」、IECと日本のJIS規格では「R6」と表わします。

ここでは乾電池の代わりに、エネループ(1.2Vの充電式ニッケル水素電池、Ni-MH)を使いました。

プラスとマイナスの向き

電池を取り付けるプラスとマイナスの向きは、電動歯ブラシ本体側に刻印されているのでそれに合わせます。
電動歯ブラシ本体にプラス刻印がある方には、電池のプラスが外側になるように取り付けます。

電池収納内部の構造

電池収納内部の構造です。

[TIPS1] エネループは乾電池よりも若干直径が大きい

エネループはJIS規格の範囲内ですが乾電池よりも若干直径が大きいです。
ですが、特に引っかかることも無くスムーズに取り付けられました。

電圧の違いに関しては、充電池は1.5Vの乾電池よりも電圧が低いですが、動作時の力は変わらずに作動しましました。

[TIPS2] ニッケル水素電池は水中で使用可能な密閉構造機器には使用できない
ニッケル水素電池は水中ライトなどの水中で使用可能な密閉構造の機器には絶対に使用してはいけないのでご注意ください。
理由は、ニッケル水素電池は過放電や充電池のショートによる発熱で電池内部から引火性の高い水素を含んだガスが発生し、密閉された機器で使用すると、放出したガスの逃げ場がないために機器を破裂させる危険性があるためです。

筆者は、オーラルB乾電池式電動歯ブラシでのエネループの使用は次の2点を踏まえて問題無いと判断しました。

  1. オーラルB充電式電動歯ブラシの内蔵バッテリーにはニッケル水素電池が搭載されている。リチウムイオン電池搭載モデルもあります。
  2. オーラルBの公式サイトのFAQには、オーラルBの電動歯ブラシは完全防水ではなく、生活防水程度の防滴加工が施されていると記載されている。

STEP3 電池キャップを取り付ける

電池キャップを取り付ける

取り外しとは逆の手順で電池キャップを取り付けたら電池交換は完了です。

オーラルB乾電池式電動歯ブラシのサイズ感。オーラルB充電式電動歯ブラシ、ドルツ、手磨きブラシとのサイズ比較。

本体正面から見た状態。

パナソニックのを含め3製品でサイズ感を比較をします。
いずれも替えブラシを除いたハンドル部分のみです。

左: オーラルB乾電池式電動歯ブラシ DB5010N
中央: オーラルB充電式電動歯ブラシ プロフェッショナルケア500(D165231UN、Type3756)
右: パナソニック 充電式ドルツ EW-LA30

本体の長さは、オーラルB乾電池式電動歯ブラシはオーラルB充電式よりも短いです。
パナソニックの充電式ドルツに比べると長いですが充電スタンドを加味した場合の全長はオーラルB乾電池式電動歯ブラシが短くなります。

本体右側面から見た状態

左: オーラルB乾電池式電動歯ブラシ DB5010N
右: オーラルB充電式電動歯ブラシ プロフェッショナルケア500(D165231UN、Type3756)

オーラルB乾電池式電動歯ブラシのハンドルは充電式よりも太く単体で置いた場合に安定感があります。

オーラルB乾電池式電動歯ブラシと充電式では前面と背面の曲線の形状に違いがあります。
筆者は、オーラルB乾電池式電動歯ブラシのグリップがより握りやすいと感じたました。

オーラルBの乾電池式電動歯ブラシと手磨きブラシ

最後に手磨きブラシ(手動歯ブラシ)と比較します。

左: オーラルB乾電池式電動歯ブラシ DB5010Nと替えブラシ
右: オーラルB 手磨きブラシ クロスアクション 7ベネフィット

オーラルBの手磨きブラシは他社製品と比較すると、大きなヘッドと長いハンドルが特徴的です。
ハンドル部分だけなら乾電池式電動歯ブラシが短いです。

今回購入した製品

カタログスペック

項目
品名 乾電池式歯ブラシ
型番 DB5.010N
電源 乾電池式(単三乾電池2本)
使用時間 4週間(1日2回、各2分間の使用として)
寸法 W30 x D36 x H176mm(ブラシヘッド除く)
質量 89g(電池を除く)
付属品 電動歯ブラシ本体(DB5.510 または DB5.010N) 1個、ベーシックプラシ 1本、単三乾電池2本

[出典] 取扱説明書 Pro Battery モデル:DB5.0 DB5.5、タイプ:3750(PDF、ブラウンの日本版Webサイト)

以上

おすすめの商品

ニッケル水素電池の寿命診断付き充電器 ピックアップ

充電器に搭載された寿命診断機能で、寿命になったニッケル水素電池をLEDでお知らせしてくれます。

充電式ニッケル水素電池(Ni-MH)専用の充電器です。
なお、各社とも自社製のニッケル水素電池を他社製の充電器で充電しないよう注意喚起しています。


充電器型番 TNHC-34SMC
対応充電池 ニッケル水素電池
注意 当社専用充電器以外で充電しない。
特徴
充電できない電池や寿命になった電池を診断
電池1本ごとの状態に応じた継ぎ足し充電、満充電検知
電池1本ごとに電池の状態を自動で診断し、LEDでお知らせ
+-逆接防止設計
過電流検知機能
充電中の温度を検知
海外でも使用可能(AC100-240V)


充電器型番 BQ-CC85
対応充電池 パナソニックブランドeneloop、充電式エボルタ、パナソニック製ニッケル水素電池、三洋ブランドeneloop、三洋製ニッケル水素電池
注意 パナソニック製の充電器で他社の充電池は充電しないでください。
特徴
買い替え目安診断機能
予備充電機能(ダメージを受けた電池をLEDでお知らせ)
残量チェック機能
スマートチャージ機能
クイック自動診断機能
つぎ足し充電機能
乾電池充電防止機能

広告

参考

ブラウン乾電池式電動歯ブラシDB5010Nの説明書ダウンロードページ(ブラウン オーラルBの日本語Webサイト)

  • 説明書検索時のワード
  • 製品カテゴリー:Pro Battery
  • モデル:DB5.0, DB5.5
  • タイプ:3750

電動歯ブラシは防水対応ですか? | 電動歯ブラシ本体(ハンドル)について(ブラウン オーラルBの日本語Webサイト)

BRAUN製品 修理参考価格(ブラウンリペアセンターのWebサイト)

What is the UKCA Mark?(TÜV SÜDのWebサイト)

ニッケル水素電池と乾電池は同じサイズ? PZ18087(パナソニックのWebサイト)

広告
デル株式会社