目次
概要
この投稿では、外付けケースに取り付けたM.2 SSDがWindows PCで認識されない原因の1つであるM.2 SSDの外付けケース選びで注意すべき転送方式(SATA AHCIとPCIe NVMe)について紹介します。
はじめに
Windows PCにて、内蔵用の新しいM.2 SSDをマザーボードや外付けケースに取り付けてエクスプローラーからデータ用ストレージとしてアクセスできるようにするには、「ディスクの管理」で初期化、フォーマット、ドライブ文字の割り当てる必要があります。
M.2 SSD以外のストレージや、他のOSで使っていたストレージをWindowsで使う時にも必要な作業です。
「ディスクの管理」で初期化する方法は、「新しいSSDをWindows 10を初期化してエクスプローラーで認識させる方法。初期化、フォーマット、ドライブ文字割り当てを解説。Windows 11対応 」をご覧ください。
外付けケースに取り付けたM.2 SSDが「ディスクの管理」で認識されない場合は、外付けケースがM.2 SSDの規格(SATA AHCIやPCIe NVMe)に対応していない可能性があります。
USB接続の外付けケースに取り付けた内蔵M.2 SSDがWindowsの「ディスクの管理」で認識されない時は、SSDや外付けケースの故障と判断する前に、M.2 SSDの規格に外付けケースが対応しているかを確認しましょう。
上記が問題無いにも関わらず認識されない場合は、接続不良、ストレージ以外のハードウェアの故障の可能性が高いです。ケース、マザーボード、接続端子など。
USB接続のM.2 SSD外付けケースを選ぶ際のチェック事項
2022年現在、一般消費者向けのM.2 SSDの規格にはSATA AHCIとPCIe NVMeの2種類あります。
M.2 SSDを外付けケースに取り付けて利用するには、M.2 SSDの規格に対応したケースを利用する必要があります。
M.2 SATA SSDをM.2 PCIe NVMe SSD用のケースに取付けても動作しません。逆も同じです。
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| データ転送方式 | SATA か PCIe |
| コントローラ(通信プロトコル) | AHCI か NVMe |
| サイズ規格 | 2230、2242、2260、2280 |
| 端子の形状(Key ID) | B Key、 M Key、 B+M Key |
M.2 SSDの規格以外のチェック事項
- PCと接続するUSB端子の形状も確認しておきます。USB-C、USB-A、他。
補足
- PCIe NVMeの他にPCIe AHCIタイプもありますが、2022年現在一般消費者向けには普及していないので気にしなくてもよいでしょう。
- M.2 SSDのコネクタはSATAとPCIe NVMeでぱっと見は同じですがKey IDと呼ばれる切り欠きの位置が異なります。
- サイズ規格の2280とはSSD基板サイズが幅22mm 長さ80mmという意味です。
略語
SATA
「Serial Advanced Technology Attachment」の略称。
PCIe
「Peripheral Component Interconnect Express」の略称。
AHCI
「Advanced Host Controller Interface」の略称。
NVMe
「Non-Volatile Memory Express」の略称。旧称 NVMHCI (Non-Volatile Memory Host Controller Interface)。
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以上
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USB接続外付けストレージケースに関する投稿
参考
SATA M.2 Card(SATA-IOのWebサイト)
- All About M.2 SSDs(PDF、SATA-IOのWebサイト)
M.2フォームファクター図解、規格名、名称の公式仕様です。















