M.2 NVMe SSD「Patriot P300P256GM28US」のIntel NUCへの取り付け、レビュー、ベンチマーク。Intel NUC5i3RYH

目次

概要

ミニPC Intel NUC「NUC5i3RYH」にて、動作速度が低下し始めた2.5インチSATA SSDをM.2 PCIe NVMe SSDへ換装したら快適さが蘇りました。

導入したSSDはPatriot MemoryのP300シリーズ「P300P256GM28US(US Version)」。M.2 PCIe3.0 x4 NVMe SSDで低価格帯のエントリーモデルです。自分の用途に照らし合わせれば充分満足のいく性能でした。

Patriotは1985年設立されアメリカ カリフォルニア州に本社を置くメーカーです。

用途
OS Windows10。PHPコーディング。ソフトはgoogleドキュメント、Webブラウザアプリ、Webブラウジング、Photoshopでの画像編集(レイヤー数枚ほど)。それを複数起動しての使用です。

この投稿では、Intel NUCへM.2 SSD「Patriot P300」を取り付ける様子、ベンチマーク、S.M.A.R.T.情報を紹介します。


型番 P300P256GM28US

Windows 10 インストールに関連する投稿はこちら

交換した経緯

交換前のSSDは「Intel SSDSC2CT240A4 (335シリーズSSD MLCタイプ)」。2.5インチ SATA 6Gb/s SSDです。

2013年3月から利用開始し使用時間は6万時間(7年分)経過していました(2020年06月時点)。
OSはWindows7から始まり現在はWindows 10 Pro 64bit。PCも乗り換えつつ長年活躍してくれました。

2020年5月ころからアプリ動作にもたつきを感じたり、短時間フリーズするようになりました。
S.M.A.R.T.情報をCrystalDiskInfoで確認してみたところ、項目「代替処理済のセクタ数」の生の値が3になっていました。
表示上は正常ですが、異常になったり起動不能になる前にSSDを交換することにしました。

交換しても改善しない場合は他の部分に不具合が生じている可能性があるので、その時は別の方法を考えます。


S.M.A.R.T.情報。「代替処理済のセクタ数」の生の値が3

PCの構成

OS Windows 10 Pro 64bit バージョン2004
PC Intel NUC5i3RYH
M.2 カードスロット 1つ。M.2 PCIe2.0 x4。key type M
2.5インチスロット 1つ。SATAの転送規格 6.0Gb/s

SSD選びで検討した内容

  • 物理接続方式は2.5インチ版SATAかM.2か。
  • M.2ならデータ転送方式はPCIeかSATAか。
  • DRAMキャッシュ有りか、無しか。

用途的に速度はこれまでと同じSATA 6.0Gb/sで充分。
好奇心としてはM.2 PCIe NVMeタイプを試してみたいが価格は高め。

間もなくしてキオクシア(KIOXIA)からM.2 PCIe NVMe SSDが発売開始されると状況が変わり、他メーカーの低価格帯モデルが値下がり始めました。

最終的には予算、用途、好奇心を照らし合わせて、今回のものに落ち着きました。

Patriot P300 P300P256GM28USの開封・外観


パッケージは破かないと取り出せないタイプです。安心して未開封品だと判断することができます。
そうでないパッケージの場合(封印シールもなく開封したパッケージをきれいに戻せるタイプ)は、新品未開封品として購入したとしても、そうであると断定することができません。


基板 表面


Made in Taiwan。
端子敬譲はkey type M。切り欠きがあります。


基板 裏面

SSDコントローラはSilicon MotionのSM2263XT


SM2263XTと刻印がありますが、これはSilicon MotionのSSDコントローラだと考えられます。
US Versionのコントローラは「Phison PC5013-E13T」という情報もあるのですがそれとは異なります。

Intel NUCにM.2 SSDを取り付ける


Intel NUC5i3RYHに取り付けます。


PCの裏ぶたを開きます。
PC本体をひっくり返した状態です。
M.2 SSDは基板左側に取り付けます。
2.5インチSSDは裏蓋に取り付ける構造です。


M.2スロット。key type Mの切り欠きに合わせた突起があります。


M.2スロットにSSDを斜めに差し込んで下に押さえる。


ネジで固定して取り付け完了です。
ネジはNUCに最初から取り付けられているのでそれを使います。

裏蓋を元に戻し起動。BIOSで認識されていることを確認します。

Windows 10 インストールに関連する投稿はこちら

ベンチマーク Patriot P300

使用ソフト CrystalDiskMark 7.0.0


速度は3倍から5倍向上。もたつき感も解消されました。もたつきの原因が他の要素ではなくて良かったです。

比較:2.5インチ SATA 6Gb/s SSD (Intel 335 SSDSC2CT240A4)のベンチマーク結果

使用時間は6万時間(7年分)経過しています。

S.M.A.R.T.情報 Patriot P300

使用ソフト CrystalDiskInfo 8.6.2


数値上は、初期不良はなさそうです。

換装作業が無事完了しました。

Patriot P300P256GM28USの仕様

項目
メーカー Patriot
型番 P300P256GM28US
末尾がUSはUS Versionをあらわす
物理接続方式 M.2 (key type M)
データ転送方式 PCIe3.0 x4 (32 GT/s)
通信プロトコル NVMe バージョン1.3
サイズ規格 2280
容量 256GB
コントローラ Silicon Motion Device ID 2263 (HWiNFO64での情報)
Built with the latest PCIe 3 x 4 controller
その他の特徴 End to end data path protection.
SmartECC technology
Thermal throttling technology
Operating Temperature 0 ~ 70°C
Power Consumption Full: 2.07W、Idle: 0.37W
TBW 80TB
MTBF 公式サイトには非公開。各製品紹介ブログでは200万時間とある。
4K Aligned Random Read up to 290K IOPs
4K Aligned Random Write up to 260K IOPs
Sequential Read (ATTO) up to 1,700MB/s
Sequential Write (ATTO) up to 1,100MB/s
Sequential Read (CDM) up to 1,700MB/s
Sequential Write (CDM) up to 1,100MB/s
本体サイズ L 8cm x W 2.2cm x 厚みH 0.38cm
O/S Supported Windows® 7/8.0/8.1/10
保証 3 Year Warranty

引用元
PatriotのWebサイト | P300 (US Version) m.2 PCIe SSD
https://info.patriotmemory.com/patriot-p300-solid-state-drive

以上

おすすめのM.2 PCIe NVMe SSD

主にエントリーモデル向けをピックアップしました。
転送方式がPCIe3.0x4の場合、規格上の最大転送速度は約4GB/sです。
(SATA3.0は大転送速度は600MB/s)

キオクシア製(旧名「東芝メモリ株式会社」)
メモリの開発・製造・販売をおこなう日本のメーカー。生産工場はアジア各国。

そのほかのブランド

おすすめのM.2 SATA SSD

転送方式がSATA3.0の規格上の最大転送速度は600MB/sです。

おすすめの2.5インチ SATA SSD

2021年現在、ノートPCのストレージはM.2 SSDが主流になりつつありますが、2.5インチもSATA HDDからの乗り替えに最適です。
転送方式がSATA3.0の規格上の最大転送速度は600MB/s(6Gbps)です。
通常1byteは10bitですが、シリアル転送方式は「8b/10b」という仕組みで1byteは10bitで換算します。

おすすめのM.2 PCIe NVMe/SATA SSD両対応ケース

おすすめのM.2 PCIe NVMe SSD専用ケース

おすすめのM.2 SATA SSD専用ケース

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