既存PCのWindows 10 SSDを別のPCへ取り付けて起動する方法。DELLノートPCからIntelデスクトップPCへ移行

目次

結論

条件にもよりますが、旧PCのWindows10 2.5インチ SATA SSD(またはHDD)を別のPC(新PC)にそのまま取り付けて起動することができます。

コツは新PCのBIOS設定にて次の2つのストレージに関する項目を、旧PCと同じにしておくことです。

  1. BIOSモード (レガシかUEFIか)
  2. SATAモード (AHCI、RAID、IDEなど)

起動しないときはその点に違いがないかを確かめます。

概要

今回、Windows 10が稼働しているメインPCの買い替えにともない、OSの再インストール、ストレージの交換やクローンをする事無しに、旧PCのWindows10 SSDを新PCにそのまま取り付けて無事起動することができました。
旧PCはノートPC Dell inspiron 1520。新PCはデスクトップPC Intel NUCキット NUC8I3BEHです。

この投稿では、その際に実施した次の2つの手順を紹介します。

  1. Windows10でBIOSモードを確認する方法
  2. BIOS設定画面で起動デバイスのSATAモード、BIOSモードを設定する方法

主な環境

  • BIOSモードはレガシ。SATAモードはAHCI。
  • SSDは2.5インチSATA SSD。
  • CPUは新旧ともにIntel製。

もしCPUをIntel製からAMD製に変える、BIOSモードをUEFIに変更するとなった場合は、再インストールした方がトラブル、苦労は少ないです。

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PC環境

OS

Windows 10 Pro 64bit バージョン1909

  • Windows7から無償アップグレードしたWindows 10
  • ライセンス認証方法はデジタルライセンスでMicrosoftアカウントとリンク済み
    移行前のライセンス認証画面にはこのように表示されていました。
    「Windows は、Microsoft アカウントにリンクされたデジタル ライセンスによってライセンス認証されています」

再利用するSSD

2.5インチ SATA SSD
メーカー CFD
型番 CSSD-S6T256NHG6Q(中身はTOSHIBA THNSNJ256GCSU)

新PC:デスクトップPC Intel NUC8I3BEH

メーカー Intel
機種名 NUC8I3BEH
購入年 2020年

CPU Intel Core i3-8109U
物理メモリ 8GB (8GB x 1)、DDR4 2666(PC4-21300) SO-DIMM、CFD D4N2666CM-8G(中身はcrucial CT8G4SFS8266)
最大物理メモリ容量 32GB
搭載可能内部ドライブ・フォームファクター M.2 and 2.5" Drive
SDカードリーダー あり
グラフィックス出力 HDMI 2.0a、USB-C (DP1.2)
Thunderbolt 3 ポートの数 1
サポートされているディスプレイ数 3
GPU Intel Iris Plus グラフィックス 655
無線LAN Intel Wireless-AC 9560 + Bluetooth 5.0
有線LAN Intel Ethernet Connection I219-V

旧PC:ノートPC Dell inspiron 1520

メーカー Dell
機種名 inspiron 1520
購入年 2008年

OS変遷
Windows XP Professional SP2
Windows Vista Ultimate
Windows 7 Professional 64bit
Windows 10 Pro 64bit

ストレージ変遷
2.5インチ SATA HDD 120GB (5400rpm) Seagate Momentus 5400.3
2.5インチ SATA SSD 250GB CFD CSSD-S6T256NHG6Q(TOSHIBA THNSNJ256GCSU)

CPU Intel Core 2 Duo T8300 2.4GHz (3MB L2キャッシュ、800MHz FSB)
搭載したメモリー 4GB (2GB x 2)、DDR2-667(PC2-5300) SO-DIMM、SAMSUNG M470T5663QZ3-CE6
対応メモリー DDR2-667(PC2-5300) SO-DIMM。最大4GB。
チップセット Intel PM965
光学ドライブ DVD+/-RW (DVD+R 2層書き込み対応)
SDカードリーダー あり
搭載液晶ディスプレイ 15.4インチ、WSXGA+ (1680 x 1050)、TNパネル、視野角 水平+-60度 垂直+40度/-50度、TrueLife(光沢パネル)
GPU NVIDIA GeForce 8600M GT 256MB
無線LAN Intel Pro/Wireless 3945ABG(802.11a/b/g対応)、最大速度 54 Mbps
有線LAN 100Mbps

モニター

メーカー Dell
機種 U2412M (24インチ、WUXGA 1920×1200、IPSパネル。映像入力 HDCP対応DVI-D、DisplayPort、D-Sub。)

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実践

旧PCにてBIOSモードを確認する(レガシかUEFIか)

Windowsにてキーボード 「Win」+「R」キーを押す -> ファイル名を指定して実行 -> 「msinfo32」と入力してOKを押す。
システム情報画面開くので -> システムの要約 -> BIOSモードにて確認


結果:レガシ
この画面は別PCの物ですがレガシ表示は同じです。

旧PCのSSDを新PCに取り付ける

必要に応じてSSDをバックアップしておきます。


Intel NUC8I3BEHに2.5インチSSDを取り付けた状態。

新PCにてBIOS設定をおこなう

ここでの作業目的は、旧PCのSSDを新PCで正常に起動させるために、新PCにてBIOSモードとSATAモードの設定を旧PCと同じにすることです。

PCの電源を入れ、BIOS設定画面に入ります。
Windowsが起動する前の画面で「F2」を押します。
PCによってBIOS設定画面に入るためのキーは異なりますのでご利用のPC、マザーボード等の説明書をご確認ください。

BIOSモードと、起動デバイスの起動順位を設定する


Advanced -> Boot -> Boot Priority -> Legacy Boot Priority
「Legacy Boot」にチェックを付ける
「Boot Drive Order」のデバイス一覧にて取り付けたSSDが最優先で起動するようにする

SATAコントローラーを有効にする


Advanced -> Devices -> SATA
「Chipset SATA」にチェックを付ける
「Chipset SATA Mode」で「AHCI」を選択する

Windowsが起動することを確認する

特に問題無くWindows 10の起動に成功しました。

新PC用のドライバーインストール、Windows Updateをおこない、問題が無いことを確認します。

最後にOSのライセンス認証状態を確認します。
今回はハードウェアの大幅な変更にともない、OSの再ライセンス認証が生じましたが、次の方法で解決しました。
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移行作業はこれにて完了です。

作業前には、ストレージをバックアップすることを推奨します。
デュプリケーターならばPC不要でストレージをクローンすることが可能です。

以上

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