ディスクの管理で削除できないボリュームを無料版Paragon Partition Managerで削除する方法 on Windows 10

目次

概要

この投稿では、Windows 10の「ディスクの管理」では削除できないSSDやメモリーカードなどのボリューム(パーティション)を、個人用途無料のパーティション管理ツール「Paragon Partition Manager 17 Community Edition」(PPM17CE)で削除する方法を紹介します。

  • ダウンロードは英語サイトからですが、操作画面は日本語表示対応です。
  • この投稿内では、「ボリューム」と「パーティション」を同義に用います。
  • 2022年09月時点の内容です。
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はじめに

CloudReadyのUSBインストーラ用として利用したSDカードを再利用するために、Windows 10標準ツール「ディスクの管理」でボリュームを削除しようとしたのですが、「ボリュームの削除」メニューがグレーアウトして削除操作ができませんでした。

そのようなボリュームを削除するには、Windows 10標準ツールではコマンドライン操作の「diskpart」コマンドがありますが、今回はGUI操作ができるサードパーティー製のパーティション管理ツールを使うことにしました。

Windows 10標準ツール「ディスクの管理」

ディスク2が、削除できないボリュームが存在するSDカードです。

パーティションを右クリックして表示されるメニュー

「EFIシステム」パーティションを右クリックして表示されるメニュー「ボリュームの削除」がグレーアウトして削除できない状態です。

このパーティションを「Paragon Partition Manager 17 CE」で削除することができます。

ライセンス

個人および家庭用途の非営利目的に限り無料で使用できます。使用期間制限もありません。

ダウンロードとバージョン

ダウンロードURL
https://www.paragon-software.com/free/pm-express/#resources

ファイル名 Paragon-1081-FRU_WinInstallDemo_x64_17.9.1_000.exe
バージョン 17.9.1

使用したPC環境

SDカード SanDisk Ultra

  • 容量 8GB
  • フラッシュメモリタイプ

メモリカードリーダー Transcend USB 3.0 TS-RDF5K

  • 購入年月 2014年
  • USB規格 USB 3.0
  • インターフェース USB-A
  • 対応カード SD/SDHC UHS-I/SDXC UHS-I/microSDXC UHS-I

OS Windows 10 Pro

  • バージョン 21H2
  • ビルド 19044.1826
  • システムの種類 64bit

デスクトップPC Intel NUCキット NUC5i3RYH

  • 購入年月 2015年5月
  • 製品コレクション 第5世代Intel Coreプロセッサー・ファミリー搭載 Intel NUCキット
  • 搭載プロセッサー Intel Core i3-5010U Processor (3M Cache, 2.10 GHz)
  • 搭載したメモリー 2x8GB DDR3L-1600(PC3-12800) SO-DIMM

実践

Paragon Partition Manager 17 Community Editionの起動画面

Paragon Partition Manager 17 Community Editionを起動する。

起動画面のタイトルが「Partition Manager 17 Community Edition」ではなく「Hard Disk Manager 17 Suite」となっていますが、中身はPartition Managerです。

起動直後の操作画面

起動直後の操作画面です。
左サイドバーがナビゲーションパネル、オペレーションメニュー。
右側がディスクまたはパーティション選択画面です。

操作するディスクを選択

今回パーティションを削除するディスクはディスク2の「TS-RDF5K SD Transcend USB Device」です。
ディスク番号と名称はご利用の環境に置き換えて読み進めてください。

ディスクのプロパティ

念のため操作するディスクに間違いが無いかを、ディスクのプロパティを開いて名称、容量を確認します。

操作対象のディスクアイコンをクリック -> 左サイドバーのオペレーションメニュー -> 「プロパティ」をクリック。

問題が無ければパーティション削除操作に入ります。

パーティションを選択

削除するパーティションは2つあります。削除操作は1つずつおこないます。

対象ディスクのパーティション構成図にて削除するパーティションを選択 -> オペレーションメニュー「パーティションの削除」をクリック。
この操作ではまだ削除は実行されません。

削除確認画面

削除後のパーティション構成が表示されます。
ここでは今すぐ実行せずに「キューに保存」をクリック。

キューとは、複数の操作命令を一時的に保存する箱のようなものです。のちほどそのキューの中の操作をまとめて実行します。

パーティションを選択

残りのパーティションを選択 -> オペレーションメニュー「パーティションの削除」をクリック。

削除確認画面

「キューに保存」をクリック。

保留中の操作を適用待ちの画面

キューに保存したパーティションの削除操作命令を実行するために「2つの保留中の操作を適用する」をクリック。

登録済みの操作を適用しますか?

問題が無ければ「適用する」をクリック。

保留中の変更を適用しますか?

削除実行の最終確認画面です。
「はい」をクリック。

すべてのタスクが完了しました

処理が成功すると「成功しました」と表示されます。
「閉じる」をクリック。

ディスクの状態

これでSDカードから全てのパーティションが削除されて、全ての領域を使用できるようになりました。

Windowsの「ディスクの管理」

こちらはWindowsの「ディスクの管理」画面で確認した内容です。
同じくパーティションが削除された状態になりました。

【操作補足】ナビゲーションパネルとオペレーションメニューの開閉方法

ナビゲーションパネルを開いた状態

左サイドバーの3本線アイコン「≡」をクリックするとナビゲーションパネルを開閉できます。
上記画面はナビゲーションパネルを開いた状態です。

ナビゲーションパネルを閉じた状態

ナビゲーションパネルを閉じるとディスクを操作するためのオペレーションメニューが表示されます。

【補足】Paragon 「Partition Manager」と「Hard Disk Manager」の主機能比較表

Paragonの個人用途向けのディスク管理ツールには、Partition Managerの他に、OS入りディスクのコピー・クローンを含めた基本的なディスク管理が出来る「Hard Disk Manager」があります。

出来ることの違いは以下の表のとおりです。

↓主機能 Partition
Manager
Hard Disk
Manager
パーティションの
サイズ変更、移動、作成、削除
対応 対応
バックアップと復元 - 対応
ディスクコピー・クローン - 対応
データ抹消 - 対応

以上

「Paragon Hard Disk Manager」 ピックアップ


ディスクのバックアップ・コピー、パーティション拡大縮小などのディスク管理、HDDやSSD、パソコン廃棄時の個人データ抹消など、これ1台でカバーできます。

USB接続ポータブルHDD ピックアップ

ポータブルHDDはWindows PCであれば別途電源不要でUSBケーブル1本で動作可能です。

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端子形状 USB 3 Micro-B (USB Micro-B SuperSpeed)
USB規格 USB 5Gbps

HD-AD、HD-EDS、HD-NRLの違い
違いは発売時期、販売店、容量ラインナップにあります。
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HD-EDS ・・・ 特定販売店向け、発売時期 2021年7月、容量 2TB 4TB 6TB 8TB
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1TB 内蔵M.2 PCIe NVMe SSD ピックアップ

2025年3月時点でパソコン向けに市販されているM.2 SSDは「M.2 PCIe NVMe」規格で、速度の違いでPCIe Gen3、Gen4、Gen5の3つに分かれます。

データ転送速度の最大値は、Gen3x4が4GB/s、Gen4x4が8GB/s、Gen5x4が16GB/sです。
「x4」はデータの送受信につかうレーン数を表わします。2025年3月時点で最速はPCIe Gen5です。
PlayStation5のM.2 SSD要件はGen4x4です。

Gen3x4対応のSSDが一律で同じ速度というわけではなく、同じ規格内でも低速から高速のモデルに分かれています。高速になるほど発熱量が増えるので放熱対策が必要になります。

PCIeには下位互換があるので上限がGen3のパソコンでも、Gen4のSSDを使えます。ただしその場合の最大速度はGen3に制限されます。

データ転送方式の異なるM.2 SATA SSD(2.5インチ SATA SSDのことではありません)もありますが、「M.2 PCIe NVMe SSD」との互換性はありませんのでご注意ください。

M.2 PCIe Gen3x4 NVMe SSD

PCIe Gen3x4の低速モデルはシーケンシャル読み取りと書き込みは1000MB/s前後ですが、それでも2.5インチSATA3.0 SSDの最大速度600MB/sよりも高速です。
発熱量が抑えられ、省電力というメリットもあります。

M.2 PCIe Gen4x4 NVMe SSD

M.2 PCIe Gen5x4 NVMe SSD

参考

Paragon Partition Manager Community Edition(Paragon SoftwareのWebサイト)

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