Win10インストールでGPT化したSSDにレガシMBR Win10環境をReflect8で移行する方法

目次

概要

レガシMBR Windows 10環境をコマンドレスでUEFI GPTディスクに移行

この投稿では、BIOSモードがレガシでパーティションスタイルがMBR形式のSSDで稼働しているWindows 10環境を、『Windows 10インストールメディアで作成したUEFIブート GPT形式のSSD』にMacrium Reflect 8 Freeを使って移行する方法を紹介します。

その他の主なポイント

  • 容量が大きいディスクに移行しWindowsパーティションを拡張する。
  • SSDを除いたハードウェアに変更はない。
  • 移行に失敗した時に備えとして、ソースディスクには手を加えず元の状態にしておく。

2022年7月時点での内容です。
Macrium Reflect 8 Freeのバージョンはv8.0.6758です。

ここで紹介する方法は次とは異なる方法です。diskpartコマンドによるGPTディスク作成。Windows 10に搭載のMBR2GPT.exeコマンドによるMBRからGPTへの変換。Macrium以外のサードパーティ製ツールによるMBRからGPTへの変換。

主な作業の流れ

  1. バックアップ作業
    1. Macrium Reflect 8 Freeで、ソースディスクのシステムイメージを作成する。
      システムイメージを作成せずに、ソースディスクのパーティションを直接参照して移行することも可能です。今回の作業では、誤操作によるソースディスクのデータ消去のリスクを防ぐためにシステムイメージを利用します。
  2. MBRからGPT環境へのWindowsパーティション移行
    1. Windows 10インストールメディアで、UEFI GPT形式のパーティションをターゲットディスクに作成する。
    2. Macrium Reflect 8 Freeで、ソースディスクのWindows パーティションのみをターゲットディスクにコピーする。
  3. ターゲットディスクの動作、状態確認
    ターゲットディスクをUEFIモードで起動する。Windowsのライセンス認証状態を確かめるなど。

移行するパーティションはWindowsパーティションのみ

Windows 10がインストールされたディスクは複数のパーティションで構成されており、レガシMBRとUEFI GPTではブート領域の構成が異なります。
その内「Windowsパーティション」は共通しており、そこにはWindows 10 OS、ユーザードキュメント、アプリケーションなどが保存されています。

Windows 10のパーティション構成 概要
詳細はこの次の項で紹介します。

パーティション番号-> 1 2 3 4
レガシMBR -> システム パーティション Windows パーティション 回復ツールのパーティション -
UEFI GPT -> EFIシステム パーティション(ESP) Microsoft予約 パーティション (MSR) Windows パーティション 回復ツールのパーティション

Windows 10のパーティション構成図

レガシMBRベースのWindows 10のパーティション構成図

パーティション番号-> 1 2 3
パーティション種類 -> システム パーティション Windows パーティション 回復ツールのパーティション
diskpartでの表示名 システム プライマリ 回復
ファイルシステム -> FAT32 NTFS NTFS
サイズ -> 最小100MB 64ビット版は20GB以上。
32ビット版は16GB以上。
-
ドライブ文字 -> 無し C 無し

UEFI GPTベースのWindows 10のパーティション構成図

※Windowsの「ディスクの管理」機能ではMSRは表示されませんが存在はしています。
ESPとMSRはUEFIモードでWindows 10を起動するのに必要なパーティションです。

パーティション番号-> 1 2 3 4
パーティション種類 -> EFIシステム パーティション(ESP) Microsoft予約 パーティション (MSR) Windows パーティション 回復ツールのパーティション
diskpartでの表示名 システム 予約 プライマリ 回復
ファイルシステム -> FAT32 書式無し NTFS NTFS
サイズ -> 最小100MB 16MB 64ビット版は20GB以上。
32ビット版は16GB以上。
300MB以上
ドライブ文字 -> 無し 無し C 無し

UEFIブート対応の目的はWindows 11にアップグレードするため

今回、レガシMBR Windows 10環境をUEFIブート対応にする目的は、Windows 10をWindows 11にアップグレードためです。

Windows 10をWindows 11にアップグレードするためのシステム要件の一つに、システム ファームウェアが「UEFI、セキュアブート」に対応している必要があります。

PC正常性チェックアプリを使うことでWindows 11にアップグレードできるか否かを確認することができます。
PC 正常性チェック アプリのダウンロード(マイクロソフトのWebサイト)

PC正常性チェック

セキュアブートを満たしていない場合に「このPCはセキュアブートをサポートしている必要があります。」と表示されます。

前提としてPCのマザーボードがUEFI、セキュアブートに対応している必要があります。その上でセキュアブートを有効にするには、ディスクをUEFIブートする必要があります。

なおUEFIブートするにはパーティションスタイルがGPTである必要はありません。ブート領域を修正することでMBRでも起動できます。

ただしWindows 10をUEFIモードでクリーンインストールすると、おのずとパーティションスタイルはGPTになります。

GPTにするメリットは「2TBを超える容量のディスク」をWindowsで使う場合です。MBRでは3TBのうち最大2TBまでしか利用できません。

[関連] Windows 10 ProをWindows 11にアップグレードする手順(2時間30分)

用いる2つのツール

Windows 10インストールメディア

Windows 10をSSDやHDDにインストールするためのツールです。

今回はターゲットディスクをUEFIブート GPT化するために使います。

[事前準備] Windows 10 2004のインストーラーをUSBメモリに作成する方法

Macrium Reflect 8 Freeとレスキューメディア

Macrium Reflectは、Macrium社が提供しているディスクをバックアップ(ディスク、パーティション、フォルダ、ファイル単位)するためのGUIツールの無料版です。
レスキューメディアは、Windows 10を起動すること無くバックアップ作業をおこなうためのツールです。

最小システム要件

  • メモリ(RAM) 少なくとも512MB (1GB min recommended) 。
  • 対応OS Windows XP Service Pack 3 または Windows Server 2003 Service Pack 2 またはそれ以降のバージョン。
  • ハードウェア キーボード、マウス。
  • レスキューメディアを使用するには、CD/DVD書き込みドライブまたはUSBフラッシュドライブが必要。

[事前準備]

作業PC環境

OS Windows 10 Pro 64bit バージョン 21H2

デスクトップPC Intel NUCキット NUC8I3BEH

  • 購入年月 2020年3月
  • 製品コレクション 第8世代Intel Coreプロセッサー・ファミリー搭載 Intel NUC キット
  • 搭載プロセッサー Intel Core i3-8109U Processor (4M Cache, up to 3.60 GHz)
  • ボード番号 NUC8BEB
  • 対応メモリー DDR4-2400 1.2V SO-DIMM。最大32GB。最大2枚。
  • 搭載したメモリー 2x8GB DDR4-2666(PC4-21300) SO-DIMM
  • GPU Intel Iris Plus グラフィックス 655
  • 映像出力端子 HDMI2.0a、USB-C (DisplayPort1.2 Alt Mode対応)
  • M.2 カードスロット (ストレージ) M.2 PCIe 3.0 x4 NVMe。サイズ 2242/2260/2280。1スロット

ソースディスクとターゲットディスク環境

ソースディスク

ディスク CSSD-S6T256NHG6Q(中身はTOSHIBA THNSNJ256GCSU)

  • メディア SSD
  • 容量 256GB
  • インターフェース 2.5インチ SATA 600MB/s

ソースディスクのWindows 10環境

OS Windows 10 Pro 64bit バージョン 21H2

  • BIOSモード レガシ
  • ディスクのパーティションスタイル MBR

デスクトップPC Intel NUCキット NUC8I3BEH

  • 購入年月 2020年3月
  • 製品コレクション 第8世代Intel Coreプロセッサー・ファミリー搭載 Intel NUC キット
  • 搭載プロセッサー Intel Core i3-8109U Processor (4M Cache, up to 3.60 GHz)
  • ボード番号 NUC8BEB
  • 対応メモリー DDR4-2400 1.2V SO-DIMM。最大32GB。最大2枚。
  • 搭載したメモリー 2x8GB DDR4-2666(PC4-21300) SO-DIMM
  • GPU Intel Iris Plus グラフィックス 655
  • 映像出力端子 HDMI2.0a、USB-C (DisplayPort1.2 Alt Mode対応)
  • M.2 カードスロット (ストレージ) M.2 PCIe 3.0 x4 NVMe。サイズ 2242/2260/2280。1スロット

ターゲットディスク

SSD WD Blue SN570 NVMe SSD 1TB

イメージファイル保存ディスク

HDD(SSHD) Seagate Laptop SSHD 1000GB ST1000LM014

  • 容量 1TB
  • インターフェース 2.5インチ SATA 600MB/s
  • NANDタイプとサイズ MLC。8GB。
  • DRAMキャッシュ 64MB
  • 発売時期 2013年頃
  • SSHDとは
    Solid State Hybrid Driveの略で「ハイブリッドHDD」とも呼ばれます。SSDが2022年時点よりも高価だった2007年頃に登場しました。ベースはHDDで、SSDと同様のNAND型フラッシュメモリを搭載しており、利用頻繁の高いデータはNAND型フラッシュメモリに一時保存されます。SSDの高速性、HDDの大容量性と低価格性を兼ね備えた補助記憶装置です。

2.5インチSATA HDD/SSD用 USB外付けケース 玄人志向 GW2.5UASP-SUP3

  • 内部インターフェース 2.5インチ SATA
  • 搭載USBポート USB 3.0 Micro-B
  • USB規格 USB 3.0
  • 基板に記載の情報 ex-75-594g、q1406asm1053
  • Windows 10の「デバイスとプリンター」で表示される名称 USB3.0 Device

Macriumレスキューメディア

USBメモリ Kingston DataTraveler 100 G3

  • 容量 16GB
  • インターフェース USB-A 3.0
  • BIOSブートメニューでの表示名 KingstonDataTraveler 3.0PMAP

Macriumレスキューメディア作成時の設定

  • ベースWIM Windows RE 10版
  • Enable Multi Boot(MBR/UEFI) 有効
    BIOSモードがレガシ(MBRファイル形式)と、UEFI(GPTファイル形式)の両モードの起動に対応できます。

Windows 10インストールメディア

USBメモリ Kingston DataTraveler 100 G3

  • 容量 16GB
  • インターフェース USB-A 3.0
  • BIOSブートメニューでの表示名 KingstonDataTraveler 3.0PMAP

【STEP 1】移行前の環境確認

現状のBIOSモードとセキュアブート設定をWindows 10のシステム情報で確認する

Windows上にて「Win + R」キー を同時に押す

ファイル名を指定して実行

「msinfo32」と入力してOKを押す。

システム情報

システム情報画面が開くので、「システムの要約 -> BIOSモード」にて確認できます。

結果:
BIOSモード レガシ
セキュアブートの状態 サポートされていません

【STEP 2】ソースディスクのシステムイメージをReflect 8 Freeで作成する

ソースディスクのパーティション構成

こちらは今回のソースディスクのパーティション構成です。

イメージファイルを作成する方法は「Reflect 8 FreeでWindows 10 SSDの乗り換え用にイメージファイルを作成する方法 」をご覧ください。

【STEP 3】ソースディスクをPCから取り外す

マザーボードから外したSATAケーブル

SSDがWindowsやBIOS等から物理的に認識されなれければよいので、SSDとPCを繋ぐSATAケーブルを取り外すだけにしました。

【STEP 4】ターゲットディスクをPCに取り付ける

NUCにM.2 SSDを取り付ける様子

[関連] SATAより速いローエンドNVMe SSDで快適に。NUCに取り付ける手順とベンチマーク(Patriot P300 256GB P300P256GM28US)

【STEP 5】Windows 10インストールでUEFIブート GPT形式のターゲットディスク構築する

作業時間目安 10分以内

作業目的
ターゲットディスクにWindows 10で利用するUEFIブート GPT形式のパーティションが作成することです。
そのためWindows 10インストールを最後まで進める必要は無く、セットアップの前半が完了したら終了させます。
具体的には「お住まいの地域はこちらでよろしいですか?」画面まで進めました。

作業開始

誤操作防止のために、使用しないディスクは全部取り外す。

PC起動。

BIOS起動方法の選択画面

F2キーを押してBIOS設定画面に入る。

PCによってBIOS設定画面へ入るためのキー、設定手順、設定名が異なります。設定できない場合もあります。事前にご利用のPCの取扱説明書を確認してください。

Boot Priority

Advanced -> Boot Priority をクリック。
UEFI Bootを有効、Legacy Bootを無効にする。
F10キーを押して設定を保存して終了します。

PC再起動。

BIOS起動方法の選択画面が表示されたら、F10キーを押してブートメニューに入り起動するデバイスを選択します。
(F10 to Enter Boot Menu)

ブートメニュー

UEFIモードのWindows 10インストールメディアを上下カーソルで選択し、エンターを押します。

今回利用するWindows 10インストールメディアは、「UEFI : USB : KingstonDataTraveler 3.0PMAP : PART 0 : OS Bootloader」です。

表示名はメーカー、製品名によって異なりますので、ご利用の環境に置き換えて読み進めてください。

UEFIブート用は接頭辞に「UEFI」が付きます。
Legacy Bootを有効にしている場合は、接頭辞に「UEFI」が付かない選択肢も表示されます。

ここからはインストールとセットアップの要所画面のみを掲載します。
Windows 10のインストールの詳細は「 UEFIモードでNVMe SSDにWindows 10 Proをインストールする方法 on 第5世代Intel NUC 」をご覧ください。

Windowsセットアップ 言語選択

最初に表示されるセットアップ画面です。
「次へ」をクリック。

Windowsのインストール場所を選んでください。

新しいディスクの場合は「新規」をクリック。
すでにパーティションが存在しているディスクを再利用する場合は、パーティションを全部「削除」ボタンで削除後、新規をクリック。

Windowsのインストール場所を選んでください。

3つのパーティションが作成されます。
パーティション 3 を選択して「次へ」をクリック。

お住まいの地域はこちらでよろしいですか?

セットアップを進めていき、ここまでセットアップが完了したらPCを強制シャットダウンします。

WindowsインストールメディアをPCから取り外します。

【STEP 6】Reflect 8 FreeでソースのWindowsパーティションのみターゲットへ移行する

【STEP 6-1】ソースのWindowsパーティションのみターゲットへ移行する

Reflect 8 Freeで作成したレガシMBRのWindows 10環境のシステムイメージのうちWindowsパーティションのみを、ターゲットディスクに復元します。

作業時間目安 約26分
使用容量197.35GBのパーティションを復元するのにかかる時間です。

作業開始

MacriumレスキューメディアをUEFIブートする。

Macrium Reflect

Macrium Reflect 起動完了後の画面です。

ローカルディスク

ターゲットディスクが認識されていることを確認します。

イメージファイル保存ディスクを接続する

イメージファイルを選択

ソースディスクから移行するイメージファイルを読み込みます。
メニューバー下部のタブ「既存のバックアップ」 -> イメージファイルを参照 -> 「イメージファイル保存ディスク」を選択 -> イメージファイルを選択

読み込まれたイメージファイルのパーティション

イメージファイル化したソースディスクのディスク名、パーティションスタイル、パーティション構成を確認できます。
この場合はディスク1、MBR、TOSHIBAのSSD、容量238.47GBです。

イメージを復元

画面下部でイメージファイルを右クリック -> イメージを復元

復元操作画面

「復元するディスクを選択してください」をクリック。

格納先ディスク選択画面

格納先(ターゲットディスク)を選択します。ここではディスク1です。

ターゲットディスクの読み込み完了後

ターゲットディスクの読み込みが完了しました。

ターゲットディスクのWindowsパーティション削除

ターゲットディスクのWindowsパーティション(パーティション3、Cドライブ)は不要なので削除します。
ターゲットディスクのパーティション3を右クリック -> 既存のパーティションを削除
他の3つのパーティションは残しておきます。

ソースのWindowsパーティションをターゲットにコピー

ソースのWindowsパーティション(パーティション2)を、ターゲットディスクにできた空きパーティション(パーティション3)にドラッグアンドドロップしてコピーします。

Windowsパーティションのドラッグアンドドロップ後

ソースディスクよりもターゲットディスクのパーティションの容量が大きいので未使用領域が生じます。
この未使用領域とWindowsパーティションを結合して容量を拡張します。

パーティション拡張

ターゲットディスクのWindowsパーティションを右クリック -> 空きを埋める

パーティション拡張完了

ターゲットディスクのWindowsパーティションを拡張できました。

元の容量 237.48GB
拡張後の容量 930.86GB

復元準備完了

復元の準備が完了しました。この段階は復元の設計段階ですのでまだやり直しが可能です。
問題が無ければ「次へ」をクリック。

リストアの概要

この先に進むとディスクへの書き込みが開始されます。
問題が無ければ「終了」をクリック。

上書きを確認する

[v] ターゲットボリュームのデータがすべて上書きされます。確認して続行します。
「継続する」をクリック。

進捗画面

完了するまで待ちます。

復元完了ダイアログ

復元が完了しました。
「OK」をクリック。

進捗画面 100%時の画面

復元にかかった時間は25分17秒でした。

エラーが無いかを確認して「閉じる」をクリック。

これでMacrium Reflect 8 FreeでのソースディスクのWindowsパーティションの移行作業は完了しました。

【STEP 6-2】 「Windowsの起動に関する問題を修正」を実行する

既存のバックアップタスク

メニュー下部の「既存のバックアップ」 -> 左サイドメニュー「Windowsの起動に関する問題を修正」をクリック。

ブート問題の修正

一覧からターゲットディスクを選択して「次へ」をクリック。

ブート問題の修正

「終了」をクリック。

実行中のタスク
ディスク1でEFIパーティションが見つかりました
古いBCDを削除します
のBCDの作成 C:\WINDOWS

すぐに処理が終わり、次の再起動ダイアログが表示されます。

PCを再起動しますか?

「はい」をクリック。

再起動が開始されたら次の工程に進む前にPCの電源をオフにしておきます。

Macriumレスキューメディア、イメージファイル保存ディスクをPCから取り外します。

【STEP 7】 ターゲットディスクを起動する

ポイント
筆者の環境では、初回起動でブルースクリーン「INACCESSIBLE BOOT DEVICE」が発生しましたが、一度セーフモードを起動させることで、その後正常にWindows 10が起動するようになりました。

ブルースクリーンが発生しても解決できる可能性はありますので、ブルースクリーンで表示されている内容を確認して落ち着いて作業を進めてください。

ターゲットディスク起動とブルースクリーン「INACCESSIBLE BOOT DEVICE」への対処

PC起動。

F2キーを押してBIOS設定画面に入る。

UEFI Boot Priority

ターゲットディスクが最優先で起動するように並び替えます。

Windows 10がインストールされたディスクの表示名は「UEFI : Windows Boot Manager : PART 0 : OS Bootloader」に変更されます。インストールされていない場合はHDDの製品名や型番です。

F10キーを押して設定を保存して終了します。

PC再起動。

BIOS起動方法の選択画面が表示されたら、F10キーを押してブートメニューに入り起動するデバイスを選択します。
(F10 to Enter Boot Menu)

ブートメニュー

「Windows Boot Manager」を選択し、エンターを押します。

起動時のWindowsロゴ

ここまでは順調ですが、このあとブルースクリーンが発生します。

ブルースクリーン 「Stop code: INACCESSIBLE BOOT DEVICE」

ブルースクリーン「INACCESSIBLE BOOT DEVICE」の表示内容 一部抜粋

Your device ran into a problem and needs to restart.
We'll restart for you.

Stop code: INACCESSIBLE BOOT DEVICE

PCの電源を長押しして強制シャットダウンさせます。

Windows 10をセーフモードで起動させる

Windows 10がセーフモードで起動するかを試します。起動すれば解決する可能性が高いです。
Windows 7以前はPC起動中にF8キーを連打でセーフモードに移行できましたが、Windows 10ではその方法は標準では効かなくなったのでご注意ください。

Windows 10でセーフモードで起動するには下記の手順を実行します。

1.  デバイスの電源を切るには、電源ボタンを 10 秒間押し続けます。
2.  電源ボタンをもう一度押してデバイスの電源を入れます。
3.  Windows が起動したことを示す最初の動作 (たとえば、一部のデバイスでは再起動時に製造元のロゴが表示されます) で、電源ボタンを 10 秒間押し続けてデバイスの電源を切ります。
4.  電源ボタンをもう一度押してデバイスの電源を入れます。
5.  Windows が再起動したら、電源ボタンを 10 秒間押し続けてデバイスの電源を切ります。
6.  電源ボタンをもう一度押してデバイスの電源を入れます。
7.  デバイスの完全な再起動を許可します。 これで winRE に切り替わっています。

winRE になったので、次の手順に従ってセーフ モードに切り替えます。
1.  **[オプションの選択]** 画面で、[トラブルシューティング**]>** **[詳細オプション** ]> [**スタートアップ 設定>** 再起動] の順に選択**します**。

[出典] Windowsで PC をセーフ モードで起動する(MicrosoftのWebサイト)

作業開始
PC電源オン、Windowsロゴが表示されたら強制シャットダウンを数回繰り返します。
ブルースクリーンの内容が「Recovery」になるまで続けます。

ブルースクリーン 「Recovery」

ブルースクリーンの内容が「Recovery」に変化しました。

ブルースクリーン「Recovery」の表示内容 一部抜粋

Recovery

Error code: 0xc0000001

Press Enter to try again
Press F1 to enter Recovery Environment
Press F8 for Startup Settiongs
Press Esc for UEFI Firmsare Settings

画面下部に「Press F8 for Startup Settings」が表示されていれば、F8キーを押し「Startup Settings」画面へ進みます。
押しても何も起きない、先に進まない場合は筆者の知識ではなす術がありません。

ブルースクリーン 「Startup Settings」

ブルースクリーン「Startup Settings」の表示内容 一部抜粋

Startup Settings

Press a number to choose from the options below:

Use number keys or functions keys F1-F9.

1) Enable debugging
2) Enable boot logging
3) Enable low-resolution video
4) Enable Safe Mode
5) Enable Safe Mode with Networking
6) Enable Safe Mode with Command Prompt
7) Disable driver signature enforcement
8) Disable early launch anti-malwaere protection
9) Disable automatic restart after failure

Press Enter to return to your operation system

Windowsのセーフモードを起動するための選択肢は「 4) Enable Safe Mode」です。
数字キーの4またはF4キーを押します。

もしF4キーを押しても何も起きない、先に進まない場合や、セーフモードが一瞬だけ表示されて再度ブルースクリーンが発生する場合は筆者の知識ではなす術がありません。

Windowsセーフモード

無事にWindows 10がセーフモードで起動し、ログインできました。良い兆候です。

セーフモード中は、画面の4隅に「セーフモード」と表示され、使用できる機能が限られます。

続いて通常モードで起動できるかを確かめます。
セーフモードを終了し通常モードで起動させるには、通常の操作でWindows 10を再起動させるだけです。

Windows 10を通常モードで起動する

セーフモード状態のWindows 10を再起動する。

Windowsのログイン画面の壁紙

無事に通常モードでWindows 10が起動しました。

【STEP 8】 BIOS設定でセキュアブートを有効にする

PC起動

F2キーを押してBIOS設定画面に入る。

Secure Boot

Advanced -> Boot -> Secure Boot
[v] Secure Boot

チェックを付けてSecure Bootを有効にする。

F10キーを押して設定を保存して終了します。

PCを再起動してWindows 10が無事に起動することを確認します。

【STEP 9】 移行結果確認

BIOSモードがUEFI、セキュアブートが有効になっていることを確認する

Windows上にて「Win + R」キー を同時に押す

ファイル名を指定して実行

「msinfo32」と入力してOKを押す。

システム情報

システム情報画面が開くので、「システムの要約 -> BIOSモード」にて確認できます。

結果:
BIOSモード UEFI
セキュアブートの状態 有効

意図する結果となりました。

PC正常性チェックでWindows 11へのアップグレード要件である「UEFI、セキュアブート」を満たしたことを確認します。

PC正常性チェック

PC正常性チェックでWindows 11の互換性をチェックします。
次の条件を満たすことができ、意図する結果となりました。
「このPCはセキュアブートをサポートしています。」

Windows Update

Windows Update画面でもWindows 11がダウンロード可能になりました。

Windows Updateを開くには
タスクバーのWindowsロゴを右クリック -> 設定 -> 更新とセキュリティ -> Windows Update

Windowsのライセンスが有効になっていることを確認する

ライセンス認証

Windowsのライセンス認証状態が有効になっている(移行前と同じである)ことが確認できました。

Windows Updateを開くには
タスクバーのWindowsロゴを右クリック -> 設定 -> 更新とセキュリティ -> ライセンス認証

WindowsパーティションがGPTであること、拡張されたことを確認する

Windowsパーティションを拡縮した場合はディスクに容量が反映されているかを確認します。

下記はMacrium Reflectでローカルディスクを確認した画面です。

移行前 カタログスペック 256GBのSSD

パーティションスタイルがMBR。
Windowsパーティションの容量が237.48GB。

移行後 カタログスペック1TBのSSD

パーティションスタイルがGPT。
Windowsパーティションの容量が930.86GB。

結果
パーティションスタイルがMBRからGPTになり、Windowsパーティションの容量は237.48GBから930.86GBへ拡張でき、意図する結果となりました。

移行前のファイルやアプリが復元されていることを確認する

下記の点をチェックしました。

  • デスクトップやユーザーフォルダ内のファイル、フォルダが移行前と同じである、開くことができる。
  • インストール済みのアプリが起動できる。

以上

今回使用した製品に関する投稿

参考 今回の投稿と関連の高い情報

Windows 11 の仕様、機能、コンピューターの要件を確認する | Microsoft(マイクロソフトのWebサイト)

UEFI/GPT ベースのハード ドライブ パーティション パーティションのレイアウト(マイクロソフトのWebサイト)

BIOS/MBR ベースのハード ドライブ パーティション(マイクロソフトのWebサイト)

Restoring an MBR System image to UEFI/GPT(Macrium SoftwareのWebサイト)

参考

Macrium Reflect 8 基本事項

Macrium Reflect Free(Macrium SoftwareのWebサイト)

Macrium Reflect Feature Comparison Chart(Macrium SoftwareのWebサイト)
各エディションの機能比較表です。

Macrium Reflect v8.0 User Guide(Macrium SoftwareのWebサイト)

Macrium Reflect 8.0 Creating rescue media(Macrium SoftwareのWebサイト)

Macrium Reflect 8.0の新機能(Macrium SoftwareのWebサイト)

Reflectが日本語で利用可能になりました。2021年9月7日(Macrium SoftwareのWebサイト)

Macrium Software(Macrium SoftwareのWebサイト)

パーティション、Windows PE、Windows REに関する情報

UEFI/GPT ベースのハード ドライブ パーティション パーティションのレイアウト(MicrosoftのWebサイト)

BIOS/MBR ベースのハード ドライブ パーティション(MicrosoftのWebサイト)

Windows 回復環境 (Windows RE) の概要(MicrosoftのWebサイト)

Windows PE (WinPE)の概要(MicrosoftのWebサイト)

PARAGON Partition Manager Community Edition(Paragon Software GroupのWebサイト)
既存環境のパーティションのサイズ変更や削除に最適な無料ツールです。

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内蔵SSDを検討する

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転送方式がPCIe3.0x4の場合、規格上の最大転送速度は約4GB/sです。

M.2 PCIe NVMe SSD

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M.2 SATA SSD

HDDよりも高速で低発熱なSATA SSDは、HDDからの乗り替えに最適です。
転送方式がSATA3.0の規格上の最大転送速度は600MB/s(6Gbps)です。

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2.5インチ SATA SSD

M.2非対応、SATA対応のノートPCのHDDをSSDに乗り換えるのに最適です。

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USB接続 M.2 SSDケースを検討する

対応転送速度別に紹介します。
M.2 SSDのケース選びの際は、M.2 NVMeとM.2 SATAのどちらに対応しているかを確認しましょう。

10Gbps (USB 3.2 Gen 2、3.1 Gen 2)

発売日 2022年1月上旬
M.2 NVMe/SATA SSD両対応
10Gbps (USB 3.2 Gen 2、3.1 Gen 2)
カバーが無いので厚めのヒートシンクを取り付けたM.2 SSDを組み込めます。
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発売日 2022年1月上旬
M.2 NVMe/SATA SSD両対応
10Gbps (USB 3.2 Gen 2、3.1 Gen 2)
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発売日 2021年4月頃
M.2 NVMe/SATA SSD両対応
10Gbps (USB 3.2 Gen 2、3.1 Gen 2)
Inateckとはドイツで設立された、コンピュータ周辺機器の設計、製造および販売をおこなう企業です。
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Inateck M.2 NVMeハードドライブエンクロージャー、10Gbps伝送、M.2 SATAおよびNVMe SSD対応(2242、2260、2280)、USB A-CおよびUSB C-Cケーブル付属、工具不要、FE2025
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発売日 2019年11月頃
M.2 NVMe SSD専用
10Gbps (USB 3.2 Gen 2、3.1 Gen 2)
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20Gbps (USB 3.2 Gen 2x2)

発売日 2021年3月
M.2 NVMe SSD専用
20Gbps (USB 3.2 Gen 2x2)
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40Gbps (Thunderbolt 3 or 4)

発売日 2022年1月中旬
M.2 NVMe SSD専用
40Gbps
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