Macrium Reflect 8 Freeのダウンロード方法【2022年6月版】

目次

変更点

2023年07月時点で、非商用向け無料版「Reflect 8 Free(personal)」の提供(ダウンロードも含め)は終了しており、新たに試用期間が30日間に限定された有料版「Reflect Home」へと変更となっています。
基本的な機能に変更はありません。

試用期間終了以降も使い続けるには購入する必要があります。

購入プランは2つ

  1. 年間定期購入プラン 1年49.99ドル
    1. 最新バージョンを利用可能。
  2. 買い切り版 69.95ドル
    1. 購入時のメジャーバージョン(2023年07月時点ではReflect Home 8)、およびそのマイナーアップデートのみ利用可能。

これ以降の投稿内容は、2022年6月時点で提供されていた非商用向け無料版「Reflect 8 Free(personal)」の情報です。

概要

この投稿では、「Macrium Reflect 8 Free(personal)」のダウンロード方法を紹介します。

2022年6月時点での内容です。
Macrium Reflect 8 Freeのバージョンはv8.0.6758です。

Macrium Reflect 8 FreeはWindows 10のディスクバックアップとクローンに最適な無料ツールです。
開発会社はイギリスで2006年に設立されたParamount Software UK Limitedです。

Macrium Reflect 8 Freeの主な機能

Macrium Reflectは、MicrosoftのWindows OSをインストールしたディスク(SSDやHDD)をイメージファイル化してバックアップ、別のディスクへクローンして乗り換えをおこなうことができます。Windows稼働状態でのバックアップも可能です。

またディスクの故障やWindowsの不具合等でWindowsが起動不能になった場合も、Macrium Reflect レスキューメディアを事前に作成しておくことで、レスキューメディアから起動しバックアップしたイメージファイルを別のディスクへ復元することも可能です。

無料版のMacrium Reflect 8 Freeの他にバックアップ機能の充実した有料版があります。
無料版でもクローン、ディスクイメージ、スケジュールバックアップ、レスキューメディア作成・起動など基本的な機能を永続的に利用できます。

無料版と有料版の機能比較はMacrium ReflectのWebサイトをご覧ください。
Macrium Reflect Feature Comparison Chart(Macrium ReflectのWebサイト)

筆者は2016年から使い始めました。2022年現在もこのアプリでWindows 10環境をデイリー自動バックアップしています。

Macrium Reflect 8 Freeの最小システム要件

メモリ(RAM) 少なくとも512MB (1GB min recommended) 。
対応OS Windows XP Service Pack 3 または Windows Server 2003 Service Pack 2 またはそれ以降のバージョン。
ハードウェア キーボード、マウス。
レスキューメディアを使用するには、CD/DVD書き込みドライブまたはUSBフラッシュドライブが必要。

使用したPC環境

OS Windows 10 Pro 64bit バージョン 21H2

デスクトップPC Intel NUCキット NUC5i3RYH

  • 購入年月 2015年5月
  • 製品コレクション 第5世代Intel Coreプロセッサー・ファミリー搭載 Intel NUCキット
  • 搭載プロセッサー Intel Core i3-5010U Processor (3M Cache, 2.10 GHz)
  • ボード番号 NUC5i3RYB
  • 対応メモリー DDR3L-1333/1600 1.35V SO-DIMM。最大16GB。最大2枚。
  • 搭載したメモリー 2x8GB DDR3L-1600(PC3-12800) SO-DIMM

液晶ディスプレイ Dell U2713HM (IPS 27インチ、QHD 2560x1440。映像入力 HDCP対応DVI-D、DisplayPort、HDMI、D-Sub)

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Macrium Reflect 8 Freeのダウンロード方法

ダウンロードするファイルは合計2つあります。

  1. Macrium Reflectダウンロードエージェント
    Macrium Reflectインストールパッケージをダウンロードするためのファイルです。

  2. Macrium Reflectインストールパッケージ
    Macrium Reflectをインストールするためのファイルです。インストールファイル本体となります。

Macrium Reflectダウンロードエージェントをダウンロードする

PCのWebブラウザでMacrium Reflect 8 Freeのダウンロードページにアクセスします。
URL https://www.macrium.com/reflectfree

Macrium Reflect 8 Freeのダウンロードページ

ページ内の複数あるエディション一覧から「Reflect 8 Free」の「Download Free」をクリック。

Email入力画面

[v] I need a personal free license (個人用途はこちらを選択)
[ ] I need a commercial free license (商用利用はこちらを選択)
Please enter an email to register or download [ Eメールアドレスを入力 ]
personalを選んだ場合は任意入力。commercialを選んだ場合は必須入力となります。

入力内容に問題が無く次へ進むには「Continue」をクリック。

ダウンロード案内完了画面

ファイルダウンロードダイアログが開くので任意のフォルダーを指定して保存します。
ファイル名:ReflectDLHF.exe
保存できたら、ダウンロードページの「Close」をクリック。

Macrium Reflectインストールパッケージをダウンロードする

Macrium Reflectダウンロードエージェント

Macrium Reflectダウンロードエージェントファイル「ReflectDLHF.exe」を実行します。
実行するにはこのファイルをマウスでダブルクリックするか、エクスプローラーでファイルにフォーカスを当てた状態でキーボードのエンターキーを押します。

エージェント画面

特に変更点がなければデフォルトの状態で問題ありません。

筆者は次の箇所を変更しました。
「ダウンロード場所とオプション」項目の
フォルダに保存します C:\Downloads\Macrium\
[チェックを外した] ダウンロード直後にインストーラーを実行します

「ダウンロード」をクリック。

ダウンロード中の画面

ダウンロードが完了するまで待ちます。

ダウンロード完了ダイアログ

「OK」をクリック。

エージェント画面も閉じます。

Macrium Reflectインストールパッケージファイル

ダウンロードしたファイルを確認します。
ファイル名 v8.0.6758_reflect_setup_free_x64.exe
サイズ 約174MB

以上

関連投稿:Macrium Reflect 8 Freeの使い方 | Windows 10のディスクバックアップツール

2022年6月時点で提供されていた家庭用PC向けの使用期限無しの無料版(非商用)「Macrium Reflect 8 Free(personal)」の情報です。

2023年07月時点、「Reflect 8 Free」は新たに有料版「Reflect Home」へと変更となり、無料で使用できるのは30日間となりました。

導入編

バックアップ編

復元編

PCなしでSSDをコピー。M.2 SSDデュプリケーターを検討する

デュプリケーターはPCを使わずにストレージ間のコピー(クローン)ができる機器です。

M.2 NVMe SSD専用


M.2 NVMe SSDから2.5&3.5インチSATAストレージ、またはその逆へのコピーに対応

発売日 2022年8月頃

2つのM.2スロット、2つのSATAポートを搭載し、3つの組み合わせのコピーに対応

発売日 2022年7月上旬
2つのM.2スロットはいずれもNVMe、SATA対応


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USBメモリ ピックアップ (USB3.2 Gen1対応)


[最大連続読込] 非公開

64GB以上の容量を使う際にはexFATやNTFSでフォーマットする

  • FAT32形式で認識できる容量は32GBまでです。64GB以上の容量を認識させるにはexFATやNTFSでフォーマットします。

Windowsでフォーマットするとカタログ容量よりも減るのは仕様です

  • カタログ容量で64GBのUSBメモリをWindowsでフォーマットすると約59GBになります。カタログの容量誤表記、不具合、故障ではありませんのでご注意ください。
  • 商品カタログ上の容量は国際単位系(SI)の10進数で計算した容量です。一方、Windows OSでは2進数で計算しており、10進数で算出よりも容量が小さくなります。

USBメモリはSSDに比べて寿命が短い

  • 高耐久版のUSBメモリを除き普及価格帯のUSBメモリはSSDやHDDに比べて圧倒的に寿命が短く長期保存には不向きですので、バックアップ装置の本命としての利用は避けるのが無難です。

内蔵SSD(M.2 SSD、2.5インチ SATA SSD)を検討する

M.2 PCIe Gen3x4 NVMe SSD

2023年時点で市販されている主なM.2 PCIe NVMe SSDのラインナップは、PCIeの世代によってPCIe Gen 3と、PCIe Gen 4の2つがあります。
PS5で使用するSSDはGen4x4への対応が必須です。

同世代でも低速、中速、高速モデルがあります。
Gen 3のなかでも低速モデルはシーケンシャル読み取りと書き込みは1000MB/s前後ですが、それでも2.5インチSATA3.0 SSDの最大速度600MB/sよりも高速です。
高速モデルは規格上の最大速度に近づく分、熱暴走を防ぐための放熱対策が重要になります。ヒートシンク取り付けの際は、PC内にヒートシンクが干渉しないスペースがあることを確認することが必要です。



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M.2 PCIe Gen4x4 NVMe SSD

PCIe Gen 3の後継であるPCIe Gen 4は、データ転送速度が最大で2倍に向上しました。2023年3月時点で最速の世代です。
PCIeには下位互換があるので上限がGen 3のPCでも、Gen 4のSSDを使えます。その場合の最大速度はGen 3に制限されます。



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PS5向けのM.2 SSD用ヒートシンク

2.5インチ SATA SSD

ノートPCの数世代前の2.5インチSATA HDDをSSDに交換するだけで大幅な速度向上と静音化を実感できます。
2023年時点で120GBが1000円台、256GBが2000円台です。



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USB接続ポータブルSSD/HDD ピックアップ

ポータブルSSD/HDDは電源アダプタ不要でUSBケーブルで1本のみで動作可能です。

SSDタイプ

SSDタイプの特徴

  • HDDと比べて衝撃に強い、読み書きが速い、小型、動作音が静か、容量単価が高い。




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HDDタイプ

HDDタイプの特徴

  • SSDと比べて低速。SSDよりも容量の大きいモデルがあり安い。PCの日々のバックアップ、ディスク乗り換え時の一時的なバックアップに最適。



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参考

Macrium Reflect 8 基本事項

Macrium Reflect Free(Macrium SoftwareのWebサイト)

Macrium Reflect Feature Comparison Chart(Macrium SoftwareのWebサイト)
各エディションの機能比較表です。

Macrium Reflect v8.0 User Guide(Macrium SoftwareのWebサイト)

Macrium Reflect 8.0 Creating rescue media(Macrium SoftwareのWebサイト)

Macrium Reflect 8.0の新機能(Macrium SoftwareのWebサイト)

Reflectが日本語で利用可能になりました。2021年9月7日(Macrium SoftwareのWebサイト)

Macrium Software(Macrium SoftwareのWebサイト)

パーティション、Windows PE、Windows REに関する情報

UEFI/GPT ベースのハード ドライブ パーティション パーティションのレイアウト(MicrosoftのWebサイト)

BIOS/MBR ベースのハード ドライブ パーティション(MicrosoftのWebサイト)

Windows 回復環境 (Windows RE) の概要(MicrosoftのWebサイト)

Windows PE (WinPE)の概要(MicrosoftのWebサイト)

PARAGON Partition Manager Community Edition(Paragon Software GroupのWebサイト)
既存環境のパーティションのサイズ変更や削除に最適な無料ツールです。

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