目次
- 1 目次
- 2 概要
- 3 Macrium Reflect 8 Freeの主な機能
- 4 Macrium Reflect 8 Freeの最小システム要件
- 5 使用したPC環境
- 6 Macrium Reflect 8 Freeのダウンロード方法
- 7 関連投稿:Macrium Reflect 8 Freeの使い方 | Windows 10のディスクバックアップツール
- 8 PCなしでSSDをコピー。M.2 SSDデュプリケーターを検討する
- 9 USBメモリ ピックアップ (USB3.2 Gen1対応)
- 10 内蔵SSDを検討する
- 11 USB接続ポータブルSSD/HDD ピックアップ
- 12 Windows 10 インストールに関する投稿一覧
- 13 参考
概要
この投稿では、「Macrium Reflect 8 Free(personal)」のダウンロード方法を紹介します。
Macrium Reflect 8 FreeはWindows 10のディスクバックアップとクローンに最適な無料ツールです。
開発会社はイギリスで2006年に設立されたParamount Software UK Limitedです。
2022年6月時点での内容です。
Macrium Reflect 8 Freeのバージョンはv8.0.6758です。
Macrium Reflect 8 Freeの主な機能
Macrium Reflectは、MicrosoftのWindows OSをインストールしたディスク(SSDやHDD)をイメージファイル化してバックアップ、別のディスクへクローンして乗り換えをおこなうことができます。Windows稼働状態でのバックアップも可能です。
またディスクの故障やWindowsの不具合等でWindowsが起動不能になった場合も、Macrium Reflect レスキューメディアを事前に作成しておくことで、レスキューメディアから起動しバックアップしたイメージファイルを別のディスクへ復元することも可能です。
無料版のMacrium Reflect 8 Freeの他にバックアップ機能の充実した有料版があります。
無料版でもクローン、ディスクイメージ、スケジュールバックアップ、レスキューメディア作成・起動など基本的な機能を永続的に利用できます。
無料版と有料版の機能比較はMacrium ReflectのWebサイトをご覧ください。
Macrium Reflect Feature Comparison Chart(Macrium ReflectのWebサイト)
筆者は2016年から使い始めました。2022年現在もこのアプリでWindows 10環境をデイリー自動バックアップしています。
Macrium Reflect 8 Freeの最小システム要件
メモリ(RAM) 少なくとも512MB (1GB min recommended) 。
対応OS Windows XP Service Pack 3 または Windows Server 2003 Service Pack 2 またはそれ以降のバージョン。
ハードウェア キーボード、マウス。
他 レスキューメディアを使用するには、CD/DVD書き込みドライブまたはUSBフラッシュドライブが必要。
使用したPC環境
OS Windows 10 Pro 64bit バージョン 21H2
デスクトップPC Intel NUCキット NUC5i3RYH
- 購入年月 2015年5月
- 製品コレクション 第5世代Intel Coreプロセッサー・ファミリー搭載 Intel NUCキット
- 搭載プロセッサー Intel Core i3-5010U Processor (3M Cache, 2.10 GHz)
- ボード番号 NUC5i3RYB
- 対応メモリー DDR3L-1333/1600 1.35V SO-DIMM。最大16GB。最大2枚。
- 搭載したメモリー 2x8GB DDR3L-1600(PC3-12800) SO-DIMM
液晶ディスプレイ Dell U2713HM (IPS 27インチ、QHD 2560x1440。映像入力 HDCP対応DVI-D、DisplayPort、HDMI、D-Sub)
Macrium Reflect 8 Freeのダウンロード方法
ダウンロードするファイルは合計2つあります。
-
Macrium Reflectダウンロードエージェント
Macrium Reflectインストールパッケージをダウンロードするためのファイルです。 -
Macrium Reflectインストールパッケージ
Macrium Reflectをインストールするためのファイルです。インストールファイル本体となります。
Macrium Reflectダウンロードエージェントをダウンロードする
PCのWebブラウザでMacrium Reflect 8 Freeのダウンロードページにアクセスします。
URL https://www.macrium.com/reflectfree
↓
ページ内の複数あるエディション一覧から「Reflect 8 Free」の「Download Free」をクリック。
↓
[v] I need a personal free license (個人用途はこちらを選択)
[ ] I need a commercial free license (商用利用はこちらを選択)
Please enter an email to register or download [ Eメールアドレスを入力 ]
personalを選んだ場合は任意入力。commercialを選んだ場合は必須入力となります。
入力内容に問題が無く次へ進むには「Continue」をクリック。
↓
ファイルダウンロードダイアログが開くので任意のフォルダーを指定して保存します。
ファイル名:ReflectDLHF.exe
保存できたら、ダウンロードページの「Close」をクリック。
Macrium Reflectインストールパッケージをダウンロードする
Macrium Reflectダウンロードエージェントファイル「ReflectDLHF.exe
」を実行します。
実行するにはこのファイルをマウスでダブルクリックするか、エクスプローラーでファイルにフォーカスを当てた状態でキーボードのエンターキーを押します。
↓
特に変更点がなければデフォルトの状態で問題ありません。
筆者は次の箇所を変更しました。
「ダウンロード場所とオプション」項目の
フォルダに保存します C:\Downloads\Macrium\
[チェックを外した] ダウンロード直後にインストーラーを実行します
「ダウンロード」をクリック。
↓
ダウンロードが完了するまで待ちます。
↓
「OK」をクリック。
↓
エージェント画面も閉じます。
↓
ダウンロードしたファイルを確認します。
ファイル名 v8.0.6758_reflect_setup_free_x64.exe
サイズ 約174MB
以上
関連投稿:Macrium Reflect 8 Freeの使い方 | Windows 10のディスクバックアップツール
導入編
バックアップ編
復元編
PCなしでSSDをコピー。M.2 SSDデュプリケーターを検討する
デュプリケーターはPCを使わずにストレージ間のコピー(クローン)ができる機器です。
M.2 NVMe SSD専用
M.2 NVMe SSDから2.5&3.5インチSATAストレージ、またはその逆へのコピーに対応
発売日 2022年8月頃
M.2 NVMe SSD、M.2 SATA SSD、2.5&3.5インチSATAストレージ間のコピーに対応
発売日 2022年7月上旬
USBメモリ ピックアップ (USB3.2 Gen1対応)
手頃な価格帯で、Windows 10、11のブート可能なインストール メディアを作成するには充分な性能です。
シリコンパワー USBメモリ 32GB USB3.2 Gen1 (USB3.1 Gen1 / USB3.0) フラッシュドライブ ヘアライン仕上げ Blaze B02 SP032GBUF3B02V1K
[最大連続読込] 非公開
[関連投稿]
[最大連続読込] 非公開
64GB以上の容量を使う際にはexFATやNTFSでフォーマットする
- FAT32形式で認識できる容量は32GBまでです。64GB以上の容量を認識させるにはexFATやNTFSでフォーマットします。
Windowsでフォーマットするとカタログ容量よりも減るのは仕様です
- カタログ容量で64GBのUSBメモリをWindowsでフォーマットすると約59GBになります。カタログの容量誤表記、不具合、故障ではありませんのでご注意ください。
- 商品カタログ上の容量は国際単位系(SI)の10進数で計算した容量です。一方、Windows OSでは2進数で計算しており、10進数で算出よりも容量が小さくなります。
USBメモリはSSDに比べて寿命が短い
- 高耐久版のUSBメモリを除き普及価格帯のUSBメモリはSSDやHDDに比べて圧倒的に寿命が短く長期保存には不向きですので、バックアップ装置の本命としての利用は避けるのが無難です。
内蔵SSDを検討する
M.2 PCIe NVMe SSD
2023年時点で市販されている主なM.2 PCIe NVMe SSDのラインナップは、PCIeの世代によってPCIe Gen 3と、PCIe Gen 4の2つがあります。
PS5で使用するSSDはGen4x4への対応が必須です。
PCIe Gen 3 モデル
同世代でも低速、中速、高速モデルがあります。低速モデルはシーケンシャル読み取りと書き込みは1000MB/s前後ですが、2.5インチSATA3.0 SSDの最大速度600MB/sよりも高速です。
高速モデルは規格上の最大速度に近づく分、熱暴走を防ぐための放熱対策が重要になります。ヒートシンク付きの場合には、PC内にヒートシンクが干渉しないスペースがあることを確認することが必要です。
PCIe Gen 4 モデル
PCIe Gen 3の後継であるPCIe Gen 4は、データ転送速度が最大で2倍に向上しました。2023年時点で最速の世代です。
PCIeには下位互換があるのでGen 4のSSDをGen 3以下のPCでも使用できますが、最大速度は下位規格の上限に制限されます。
PlayStation 5で使用するM.2 SSDの必須要件は「PCIe Gen4x4 NVMe (Key M)」です。
2.5インチ SATA SSD
ノートPCの数世代前の2.5インチSATA HDDをSSDに交換するだけで大幅な速度向上と静音化を実感できます。
2023年時点で120GBが1000円台、256GBが2000円台です。
USB接続ポータブルSSD/HDD ピックアップ
ポータブルSSD/HDDは電源アダプタ不要でUSBケーブルで1本のみで動作可能です。
SSDタイプ
SSDタイプの特徴
- HDDと比べて衝撃に強い、読み書きが速い、小型、動作音が静か、容量単価が高い。
HDDタイプ
HDDタイプの特徴
- SSDと比べて低速。SSDよりも容量の大きいモデルがあり安い。PCの日々のバックアップ、ディスク乗り換え時の一時的なバックアップに最適。
Windows 10 インストールに関する投稿一覧
参考
Macrium Reflect 8 基本事項
Macrium Reflect Free(Macrium SoftwareのWebサイト)
Macrium Reflect Feature Comparison Chart(Macrium SoftwareのWebサイト)
各エディションの機能比較表です。
Macrium Reflect v8.0 User Guide(Macrium SoftwareのWebサイト)
Macrium Reflect 8.0 Creating rescue media(Macrium SoftwareのWebサイト)
Macrium Reflect 8.0の新機能(Macrium SoftwareのWebサイト)
Reflectが日本語で利用可能になりました。2021年9月7日(Macrium SoftwareのWebサイト)
Macrium Software(Macrium SoftwareのWebサイト)
パーティション、Windows PE、Windows REに関する情報
UEFI/GPT ベースのハード ドライブ パーティション パーティションのレイアウト(MicrosoftのWebサイト)
BIOS/MBR ベースのハード ドライブ パーティション(MicrosoftのWebサイト)
Windows 回復環境 (Windows RE) の概要(MicrosoftのWebサイト)
Windows PE (WinPE)の概要(MicrosoftのWebサイト)
PARAGON Partition Manager Community Edition(Paragon Software GroupのWebサイト)
既存環境のパーティションのサイズ変更や削除に最適な無料ツールです。