モニターの水平を安全手軽に確認。丸いエッジのハンディ水平器。500円台のシンワ測定 ハンディレベル Revo シングル レビュー

目次

概要

この投稿では、モニターアームに取付けたPCモニターの水平を安全手軽に確認できるシンワ測定の水平器「ハンディレベル Revo シングル」を紹介します。

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製品名と購入時期

水平器

  • メーカー シンワ測定

  • 製品名 ハンディレベル Revo シングル ホワイト

  • 製品コード 76424

  • JANコード 4960910764248

  • 購入年月 2025年7月

  • 購入店 Amazon.co.jp (出荷元 Amazon、販売元 Amazon)

  • 購入当時の実売価格 税込 約500円後半

  • 新品・中古区分 新品

利用目的はモニターアームに取付けたモニターの水平確認と調整

ワークデスクのモニターアームに取付けたメインモニターの背面

モニターの上に載せているのが水平器「ハンディレベル Revo シングル」です。
マグネットや両面テープなどでくっつけているのでは無く、単に載せているだけです。

モニターはDellの27インチQHDモニター S2725DSです。

モニターアームは6動作(ピボット、高さ、チルト、スイベル3箇所)するポール式モニターアームの「Lenovo ThinkCentre エクステンド アーム 57Y4352」(2015年購入)です。

左側が普段使いのワークデスク。右側がドライビングゲーム用デスク

普段使いのワークデスクの右側に、ステアリングホイールとトリプルモニター構成でレーシングゲームやドライビングゲームをプレイするためのドライビングゲーム用デスクを設置しました。
ワークデスクのメインモニターは、トリプルモニターとしての用途も兼ねています。

ドライビングゲーム用デスクにステアリングホイールユニットを常設することで、プレイ準備の工程を減らし、気軽にステアリングホイールでプレイできるようになりました。
ステアリングホイールユニットの片付けの手間から解放されました。

ワークデスクのメインモニターをドライビングゲーム用デスク側に移動しトリプルモニター構成にした状態

トリプルモニターでドライビングゲームプレイをプレイする時は、ワークデスクのメインモニターをトリプルモニター(左側)のモニターとして利用します。

ワークデスクのメインモニターにはモニターアームを取付けている

ワークデスクのメインモニターにはモニターアームを取付けて、トリプルスクリーンでドライビングゲームをプレイするときは、ドライビングゲーム用デスク側に移動できるようにしました。

アームを伸ばすとモニターとアーム自体の重量でポールが多少傾斜する

筆者が使っているポール式モニターアームは、アームを伸ばすとポールが多少傾斜したり、アーム関節部分に遊びがあるためアームが傾斜するため、アームの先端の位置が下がります。そのためモニターの水平や垂直(前後の傾き)にズレが生じます。

モニターを用途に応じて移動させる毎に水平垂直調整

モニターをワークデスクとドライビングゲーム用デスクに移動させる毎に、モニターアームのピボット機能でモニターの水平調整、チルト機能で垂直調整をしています。

モニターの水平確認は目視ではなく水平器を使っているので水平器の出番が多くなりました。

奥のシルバー色のがシンワ測定のアルミ水平器(L300mm H50mm W20mm)

しばらく使っていた水平器は、10年以上前に日曜大工で使うため購入した長さ300mmのアルミ水平器(L300mm H50mm W20mm)です(上記写真 キーボード奥側の水平器)。
現在は発売されていませんが、同じ製品がエビスから発売されています。

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ですが、デスク上で使うには本体が長く大きすぎて取り回しがしづらく、測定中に作業中に水平器の端が対象のモニター画面や隣のモニター画面にあたって傷を付けてしまう危険性を感じながら使用していました。

そこで新たに、今よりも小さく、デスクでも取り回しがしやすい水平器の購入を検討し始めました。

三角定規、コンベックス(巻尺)、ボールペンと比較したサイズ感

モニターフレームの上面や下面に貼り付けることができるキーホルダーサイズの水平器も含め検討しつつ購入に至ったのが、シンワ測定の「ハンディレベル Revo シングル」です。

上記写真左側の白い三角形のが「ハンディレベル Revo シングル」です。
キーホルダーほどでは小さくありませんが、デスク上で使用しても取り回しやすいサイズです。

三角定規もトリプルモニターの左右モニターの角度調整で使っています。
筆者は左のモニターを30度、右のモニターを60度で設置しているため三角定規が役に立ちます。

購入ポイント

  1. 実売価格は税込500円台
  2. モニターの画面にうっかり当たっても被害を減らせる角が丸いフォルム
  3. デスクに置いておいてもかさばらない手の平サイズ
  4. 長年使っている水平器と同じメーカーの製品

最初の精度確認 クリア

取扱説明書に記載されている方法にのっとり、測定前の精度確認をして、問題がないことを確認しました。

パッケージ台紙の中面に記載された精度確認方法

記載内容

精度確認
測定前に必ず精度確認を行ってください。
気泡が基準線の中央にあることを確認してから同一面上で反転してください。
気泡の位置がかわらないことで、精度を確認します。

本体正面(Revoラベルがある側)

ほぼ水平であるデスクに水平器を設置して確認しました。

まずは本体正面側にて、気泡が基準線の中央にあることを確認できました。

本体背面

続いて、同じ場所で本体を180度旋回させ本体背面側から気泡を確認します。

こちらも気泡が基準線の中央にあることを確認できました。

精度確認はクリアです。

他の水平器との水平比較 クリア

ハンディレベル Revo シングルの水平結果が正しいか否かを、他の水平器と比較して確かめました。

奥が比較対象のシンワ測定のアルミ水平器(L300mm H50mm W20mm)

比較対象は、同じシンワ測定のアルミ水平器(L300mm H50mm W20mm)です。

手前 ハンディレベル Revo シングル。奥 比較対象の製品。

ほぼ水平であるデスクに水平器を設置して確認した結果です。

手前が今回購入した水平器「ハンディレベル Revo シングル」、奥が比較対象の製品の気泡管です。

手前と奥に配置しているため厳密には同じ位置の測定ではありませんが、気泡の位置は一番内側の標線に対してほぼ同じ位置にきています。

パッケージ未開封チェックと開封

パッケージ正面

製品は、プラスチック製のかん合式ブリスターパック(クラムシェルタイプ)で保護されています。

パッケージ台紙の正面

パックには、製品情報が記載された台紙がステープラーの針で固定されています。

針が外された形跡や再固定された形跡はありませんので、未開封と判断してよさそうです。

開封したブリスターパック

台紙を外し、クラムシェル状のブリスターパックを開封した状態です。

2つの丸いポッチがパックの留め具になっています。開封後、再度留めることができる仕組みなので、この部分で開封されたか否かの判断はできません。

内容物一覧

内容物は製品本体 1個です。

台紙背面

台紙背面には仕様、発売元情報などが記載されています。
この製品の製造は中国です。

仕様一覧のテキスト情報は最後に記載しました。

台紙中面には、精度確認方法と注意書きが記載されています。
初めて水平器を使う場合は、一度は確認することをおすすめします。

本体形状

本体正面(Revoラベルがある側)

本体
形状は2等辺三角形。

下側が水平測定面、左側が垂直測定面、斜めの辺が45度測定面です。
この形状により、1つの気泡管で水平、垂直、45度の測定ができます。

水平測定は、モニターの水平測定(ピボットによる画面回転時の水平)。
垂直測定は、モニターのチルト(前後の傾き)の垂直測定。

頂点は丸い加工のため、測定時に、うっかりモニター画面にぶつけてしまっても画面へのダメージを最小限に抑えられます。

気泡管
標線数は4本線(左右に2本ずつ)、色は白。
溶液はクリアブルーの石油系液。

水平器には、水平を確認するほかに「勾配」を「確認できる水平器」と、「確認できない水平器」があります。
この製品は水平を確認するものであり、勾配の確認はできません。

本体背面

Revoラベルがない他は正面と同じです。

V字型溝加工された本体側面

側面はV字型溝加工がされており、パイプの測定に最適です。

45度の測定

水平器の45度測定面を、2等辺三角形の45度の三角定規の短辺にあてた状態です。
45度の確認ができます。

本体サイズ実測

短辺の長さ

短辺(水平と垂直測定面)の外寸は74.6mmでした。
カタログ値は72.5mmです。

カタログ値よりも約2mm大きい結果です。

長辺の長さ

長辺(45度測定面)の外寸は91.5mmでした。
カタログには長辺のサイズ記載はありません。

厚さ

厚さの外寸は18.2mmでした。
カタログ値は18mmです。

重量

重量は32gでした。
カタログ値は32.00gです。

カタログスペック

特徴

  • クリアブルーの高精度大型気泡管

用途

  • 水平、垂直、45度の確認

仕様

  • 本体サイズ 72.5×72.5×18mm
  • 製品質量 32.00g
  • 感度 0.5mm/m=0.0286°
  • 精度 ±2.5mm/m=±0.1432°以内
  • 材質
    • 本体:ABS樹脂
    • 気泡管:アクリル樹脂
    • 液体:石油系液

注意

  • 落下などによる衝撃を与えないでください。
  • 使用および保管の温度は-10から60℃です。
  • 絶対に分解しないでください。
  • 本体は必ず測定面で測定してください。
  • 汚れた場合は水及び中性洗剤を含ませた布で拭き取ってください。他の液体は使用しないでください。
  • 本製品の精度は「仕様」の通りです。それより高い精度が要求される場合は、水準器などのより高精度の測定器をご使用ください。
  • 感度とは気泡が動き出す時の勾配です。
  • 弊社は、本製品に関連して生じたお客様および第三者の結果的損害、付随的損害、逸失利益などの間接損害について、それらの予見または予見可能性の有無にかかわらず一切の責任を負いません。

発売、製造

  • 輸入発売元 シンワ測定株式会社
  • 製造元 親和測定(大連)有限公司
  • MADE IN CHINA

今回の投稿で登場した製品

以上

小さめの水平器ピックアップ

VESA100対応モニターアーム ピックアップ

選定の際は、モニター耐荷重Cクランプの締め方をご確認ください。

  • 同じ画面サイズでも重量には差があるので、インチ数だけでなく耐荷重も確認します。
  • 天板裏に段差や構造物があるデスクにはスリムクランプ式がおすすめです。

クランプの締め方 3タイプ

  1. 上から締めるスリムクランプ
    • 天板の表からクランプを六角レンチで締めます。
    • 天板裏へボルトが出っ張らないので、天板裏の構造物にハンドルやボルトが干渉して設置できなかったデスクでも設置できる可能性が高まります。
  2. ハンドル無しボルトで机の下からクランプを締めるタイプ
    • 六角レンチでボルトを締めます。
    • ハンドルがないため、天板裏の構造物にハンドルがが干渉して設置できなかったデスクでも設置できる可能性が高まります。
  3. ハンドル付きボルトで机の下からクランプを締めるタイプ
    • 手回しハンドルで工具不要でクランプを締められるが、ハンドルが大きく天板裏への出っ張りが大きい。
    • 天板裏に構造物があるとハンドルが干渉し取付けできない可能性がある。

上から締めるスリムクランプ式


[荷重範囲] 1kgから9kg。
上から締めるスリムクランプ


[荷重範囲] 1kgから9kg。

ハンドル無しボルトで机の下からクランプを締めるタイプ


[荷重範囲] 2kgから9kg。

ハンドル付きボルトで机の下からクランプを締めるタイプ


[荷重範囲] 2kgから7kg。

アームの動かしやすさを求めるならエルゴトロン製


[荷重範囲] 34インチまで。3.2㎏から11.3㎏まで。
エルゴトロンとはVESA規格のモニターアーム製品の老舗。アメリカに本社を置き人間工学に基づいた製品開発をする会社です。

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